人間は、休まなければならない時がある【雑談】

人間は、休まなければならない時がある【雑談】
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台風15号の影響により、各地で竜巻や突風による被害が発生しました。

また、東京都と神奈川県では記録的な大雨により、浸水被害を受けた方々が多くおられます。

被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。

どうぞ心身を第一に、ご自愛いただけますよう、切に願っております。

命を守るのが最優先だけど

このサイトの記事にも書きましたが、日本は災害に遭いやすい環境が揃っています。幸い、政治が安定している(戦争やクーデターなどが今のところない)、インフラや社会保障が整っているのが大きな救いです。

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ですが、毎日災害のニュースを見ていると不安になります。皆様もそうだと思います。

竜巻や突風は確かに前兆があります。大雨による浸水も、ハザードマップを見ればどこで被害が起きそうか、なんとなく予想はできます。

ですが命は守ることができても、物理的なもの、例えば家や車・会社などの職場は守り切るのが限界があります。

命を守るのが最優先なのは、当然ですし理解はできます。

ですが、家や会社が被害を受けるのは、確かに命には代えられないけれど相応の辛さがあります。

自然という大きな力の前で、大切なものが壊されてしまうのは、本当に辛く、途方に暮れてしまいます。

そして自然災害は誰のせいでもありません。人間が完全にコントロールすることはできないものです。


人間は、休まなければならない時がある

かつて、年越し派遣村を運営し内閣府参与であった湯浅誠さんは、2011年の東日本大震災後の講演会で

「頑張ろう日本、とキャッチフレーズのように言っているが、頑張るためには頑張るための体力が必要である。(体力も資金も)何もない中で頑張ることはできない」

と語っています。

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まさにその通りで、災害に遭った方々に「頑張ろう」と精神論を押し付けることはできません。

具体的に応援するための施策が必要です。内閣府は竜巻などの被害があった地域に災害救助法の適用を決定しました。

どうか今後、少しずつでもよいので、被害に遭われた方々が復興に向けて進めていけますように。

そしてもう一つ。大変な時ですが、心身を守るために必要なお休みは取ってほしいと考えています。

「こんな大変な時に休んでなんかいられない!」と言う声もあると思います。ですが、湯浅誠さんがおっしゃる通り「体力がない状態では頑張れない」のです。

日本人は勤勉で真面目、財布を落とせば持ち主に返ってくるような稀有な国です。

その国が元気がなくなっていくのは忍びない。

「人間は、休まなければならない時がある」ということを頭の隅に置いていただければ幸いです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり

あかぐり

クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。

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