
お金持ちはどこが違うのか?
「お金持ちになるには、親が資産家でないと無理」「宝くじに当たるしか方法がない」——そんな風に思っていませんか?
世の中の成功者たちは、特別な才能やスタート地点に恵まれた人ばかりではありません。共通しているのは、お金に対する考え方や行動パターンが、普通の人と違うという点です。
では、お金持ちはどのようにして資産を築き、維持しているのでしょうか?今回は、お金持ちになる人たちが実践している5つの共通点を紹介します。
お金持ちが資産を築いた5つの共通点
① 支出をコントロールし、無駄遣いをしない
お金持ちは、決して派手な生活をしているわけではありません。実際、億万長者の多くが慎ましい生活を送り、無駄な支出を極力避けています。
オマハの賢人・投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏はマクドナルドでの支払いにクーポン券を利用するそうです。よいものをさらに適正な方法で安くできるのであれば利用する、というスタンスですね。
お金持ちの実践例
- 必要なものにしかお金を使わず、衝動買いをしない
- 毎月の支出を把握し、固定費を削減する
- 高級品よりも、コストパフォーマンス・リセールバリューの良いものを選ぶ
ポイント:まずは家計の固定費を見直し、無駄な出費を減らそう!
ここで述べているのはただ単にケチだからお金を払わないのではなく、価値のあるものにお金を払う、価値を感じないものにはお金を払わない、という考え方です。「何でもかんでも0円にしろ!」という考え方ではありませんのでご注意ください。
② 収入の柱を複数持っている(投資・副業・事業)
「給料が上がらない…」と悩んでいる人は多いですが、お金持ちは給与所得だけに頼っていません。
お金持ちの実践例
- 本業とは別に、副業で収入源を増やす
- 不動産や株式投資で資産を増やす
- 自分のスキルを活かしたビジネスを始める
ポイント:副業や投資を少額から始め、収入の柱を増やそう!
お金持ちは「自分が事業オーナーで事業をコントロールできる」ことはリスクを軽減できる手段の一つであると考えます。逆に会社員のように「自分がコントロールできない」ことが多いものをリスクと考えます。
例えば
・望まない転勤
・会社の不祥事
・リストラ
・不正の協力を強いられる
などに自分が巻き込まれるのは大きなリスクであると考えるのです。
上記の考え方は会社員を否定しているものではありません。コントロールできる部分が多い方がよいと考えているので、結果的にコントロールできる部分が多い事業を始める、と言った方がいいかもしれません。
まずはメルカリなどで家にある不用品をお金に変えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。自分のペースで始めるのが大切です。
1ヶ月で5,000円、1万円・・・というお金を得られると、見える景色が変わってきます。
【注意!】儲け話を騙る詐欺にはご注意ください。
③ お金に働かせる(資産運用)
お金持ちは「貯金=安心」とは考えません。お金持ちは「今あるお金をどうしたら増やせるのか、働かせられるのか」と考えるからです。
お金持ちの実践例
- 銀行に眠らせるのではなく、株式投資や不動産投資に回す
- 収入の一部を積み立て投資し、長期的に資産を増やす
- ビジネスやスキルアップに投資し、稼ぐ力を上げる
ポイント:まずはNISAやiDeCoを活用し、少額から資産運用を始めよう!
投資の神様のウォーレン・バフェット氏の投資方法は「良い株(本質的な価値のあるもの)を買うこと」「長期で保有すること」を徹底するものです。
バフェット氏の資産額は1300億ドル以上。しかし1億ドル以上の資産額になったのは59歳になってからと言われています。
本来の投資とは地道で地味なもの。長い時間が必要ですが、だからこそ早い時期から少しずつ始めると、後々に文字通り「大きな財産」になります。
バフェット氏の考え方をもっと知りたい!という方は下記の書籍がおすすめです。
【注意!】近年、SNS型投資詐欺が増えています。「必ず儲かる」「高い利回り」には十分ご注意ください。
④ 時間の使い方が上手(生産性が高い)
お金持ちは「時間=お金」だと理解しているため、時間の使い方にもシビアです。
お金持ちの実践例
- 生産性の低いこと(無駄なテレビやSNS)を減らす
- スキルアップのための時間を確保する
- 必要なことは外注し、自分の時間を大切にする
- 時短家電を積極的に利用する(全自動洗濯機、ロボット掃除機など)
ポイント:1日の時間の使い方を見直し、成長につながる時間を増やそう!
休息の時間は必要です。何でもかんでも時間の無駄、0か100かではなくちょうどいいバランスを見つけてくださいね。
⑤ リスクを恐れずに挑戦するマインドを持っている
「お金持ちはリスクを取る」とよく言われますが、これはギャンブルをするという意味ではありません。
お金持ちの実践例
- 新しいビジネスや投資にチャレンジする
- 失敗を恐れず、小さくリスクを取って学ぶ
- 人と違う道を選び、独自の価値を生み出す
ポイント:小さな挑戦から始め、経験を積んで成長しよう!
お金持ちは適正なリスクの取り方が上手、とも言い換えられます。
・致命的なダメージを避ける(再起不能な勝負はしない)
・小さくはじめる(いきなり大きな借金はしない)
・いつでも撤退できるようにする
・逃げ道を用意しておく
こういう準備をしておくと、挑戦をしやすいですよね。
逆に『お金持ちになれない人』の共通点
ここまで、お金持ちの共通点を紹介してきましたが、逆に「お金持ちになれない人」には、次のような特徴があります。
収入が増えた分だけ生活レベルを上げてしまう
前述のバフェット氏のクーポンのエピソードのように、お金持ちはよい節約・倹約を心がけます。
一度生活レベルを上げてしまうと、元に戻すのは難しくなります。
生活レベルを上げるのが悪いとは言いませんが、生活のための支出が継続可能なものなのかは定期的に考えましょう。
お金を使ってストレス発散をしてしまう
気持ちはわかります。お金を使うと、なぜかスッキリ気持ちいいんですよね。
お金を使う=自分主体で決定できることのひとつだからかもしれません。
ですが、予算以上のお金を使ってしまうのは要注意!先取り貯金をするなど、ある程度のお金は手元に残るように仕組みを作ってから買い物をしましょう。
クレジットカーでリボ払い、なんてもってのほかです。
お金の知識を学ぼうとしない
お金に詳しくなると、無駄な支出を抑え、節税方法もだんだんわかってきます。
逆に詳しくないと、適切な方法での節税ができなくなります。
今からではもう遅い、なんてことはありません。
特に確定申告は活用すると効果が出やすい手続きのひとつです。確定申告をしたら税金が10万円以上戻ってきた、なんてことも。
そして住民税も、ふるさと納税を活用することで節税ができる税金です。まずは確定申告と住民税について、知識を身につけてみませんか。
もっと詳しく知りたい人へ 参考書籍
お金持ちの考え方をもっと知りたい!という方には「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました(文響社)」という書籍をお勧めします。
アメリカで実際に資産を築いた人々のインタビューが掲載されており、「資産を築くのに学歴は関係ない」「お金の知識を身につける時間を作る」など具体的なエピソードが多くあります。
みなさんの資産形成の一助になってくれる書籍です!
お金持ちの考え方を取り入れるために今日からできること
ここまで読んで、「自分にもできることがあるかも!」と思った方へ、具体的なアクションプランを紹介します。
家計の支出を見直す(固定費を削減)
少額でもいいので投資を始めてみる(100円からの投資でもOK)
時間の使い方を意識する(勉強・副業・資産形成の時間を確保)
お金持ちへの第一歩は「意識」と「行動」から始まります。まずは、できることから始めてみましょう!
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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり
クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。