テレビCMやネット広告でよく見る「楽天カード」。
「年会費無料でポイントが貯まりやすい」というけれど、本当にお得なのか、どんな人にお得なのか気になりますよね。
この記事では、実際に使用してわかった楽天カードのメリットとデメリットを詳しく解説し、「楽天カードは自分に合っているのか?」を判断できるようにお手伝いします!
楽天カードの基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 基本1.0%(楽天ペイ活用で最大3.0%) |
貯まるポイント | 楽天ポイント(1ポイント=1円相当) |
電子マネー対応 | 楽天Edy、楽天Pay |
ETCカード | 発行可能(年会費550円、会員ランクなど条件により無料) |
海外旅行保険 | 楽天カード(一般)および楽天ゴールドカードは利用付帯 |
楽天カードのメリット
楽天ポイントが貯まりやすい!
楽天カードを使えば、どこで買い物しても100円につき1ポイントが貯まります。 さらに楽天市場での買い物なら、通常のポイント還元率1.0%に加えて「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」が適用され、ポイントが最大16倍以上になることも!(事前のエントリーが必須です)
例えば
- 楽天市場で楽天カードを使う → ポイント+2倍
- 楽天モバイルを契約 → ポイント+4倍
- 楽天銀行×楽天カードの引き落とし → ポイント+0.5倍
- 楽天ペイとの併用でポイント最大3%還元!(毎月日、月曜日、対象サイト限定/キャンペーンのエントリー必須)
このように、楽天経済圏を活用することで、驚くほどポイントが貯まります。
以下の引用のようにさまざまなキャンペーンを実施しています。これらにエントリーすることで、効率よくポイントを貯めることができます。

楽天が実施しているキャンペーンにより、ポイント還元率が異なりますのでご注意くださいね。また、楽天が提供するサービスは変更になる場合があります。必ず公式サイトをご覧ください。
参考までに、あかぐりが楽天カードで貯めたポイントを年別にご紹介します。

あかぐりが楽天カードを作ったのは2015年です。
楽天カードは月に数千円〜数万円しか使わないことがほとんどなのですが、定期的に行っているキャンペーンにエントリーして買い物をした結果、10年で24万3994ポイント貯まっていました。
これ、メインカードにしていたらおそらく倍以上になっていたのではないかと。
ちなみに、楽天でんき、楽天モバイル、楽天銀行、楽天証券を使用していなくてこのポイントを獲得しています。それらを全部使ったらポイントをもっと得られていたってことですよね。すごい。
また、楽天市場の各ショップが行なっているキャンペーンのショップアップを利用すると、ポイントが10倍つくこともあるので、上手に運用している人であれば倍以上のポイント還元を獲得していると考えられます。

そして、さらにお得になるコツが楽天ポイントの使い方。
あかぐりは楽天カードへの充当や楽天ペイで日常の買い物に使用しています。ポイントを使用するとそれに対する還元を受けれるからです。
例えば、楽天市場で1万円の買い物をしたとします。1万円のうち2,000円分を楽天ポイントで支払ったとすると8,000円がポイント還元の対象となります。
ですが、楽天カードへの充当や楽天ペイで楽天ポイントを使うと、元々の請求金額である1万円がポイント還元の対象になるのです!
ふるさと納税でポイントが貯まる!
ふるさと納税とは、応援したい自治体や生まれたふるさとに寄付をすることで、寄附した金額の一部(寄附金額の合計から2,000円を引いた金額)が所得税や住民税から控除される制度です。
控除が受けれるため住民税の節税になり、さらに寄付額にポイントが付与されさらにお得になりますよ!
住民税と節税方法については以下の記事で解説していますので、よければご覧ください。
入会特典が本当に豪華
楽天カードに申し込むと、新規入会特典として最大5,000〜8,000ポイントがもらえることが多いです。新規入会特典のポイントはキャンペーン時期によりアップしますので、狙い目ですよ。
このポイントは、楽天市場での買い物やコンビニの楽天ペイ決済にも使えます。
アプリで支出管理が簡単

楽天カードアプリを使えば、利用明細を確認したり、支払い方法を変更したりできます。
「つい使いすぎる…」という人も、アプリでしっかり管理できるので安心です。
海外旅行保険が付帯
楽天カード(一般)でも、海外旅行保険(利用付帯)がついています。
傷害死亡・後遺障害は最大2,000万円、障害治療費用は最大200万円が補償されます。
色々な場所で楽天ポイントが使える!
最近は、楽天ポイントが百貨店やスーパーなどでも使えるようになりました。利用の幅が広がりましたね。
「貯めたポイントの使い道がない!」ということが全く無くなったのは本当にありがたいです。
使えるお店は以下をご参照ください。


楽天カードのデメリット
楽天市場など楽天経済圏を使わない人にはメリットが少ない
楽天市場での買い物をしない場合、ポイント還元率は基本1.0%のみ。残念ながら、特別お得とは言えません。
クレジットカードは、その人のお金の使い方に左右されるもの。よろしければ以下の記事もご参照ください。
クレジットカード1枚で100点満点を狙うより、80点を狙って残りの20点は他のカードやキャッシュレス決済で補うのも方法の一つですよ!
期間限定ポイントの管理が大変
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があります。
期間限定ポイントは有効期限が短いため、気付かないうちに失効してしまうことも…!
対策としては、
- 楽天ペイで日常の買い物に使う
- 楽天モバイルの支払いに充てる
- ふるさと納税で消費する
などの方法があります。
ETCカードが有料(条件付き無料)
楽天カードでETCカードを発行する場合、通常年会費550円(税込)がかかります。
ただし、
- 楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードを持っている
- 楽天ポイントクラブのランクがダイヤモンド以上
なら年会費無料になるので、条件を満たせるかチェックしておきましょう。
海外旅行保険を目的とするならエポスカードの方が使いやすいかも
楽天カードの海外旅行保険の適用条件は募集型企画旅行に限ります。
募集型企画旅行とは、旅行会社が旅行者の募集のためにあらかじめ、旅行の目的地および日程、旅行者が提供を受けることができる運送又は宿泊のサービス内容並びに旅行者が旅行会社に支払うべき旅行代金の額を定めた旅行に関する計画を作成し、これにより実施する旅行をいいます。
楽天公式サイト クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険 より引用
https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/insurance/
これをみる限り、個人の海外旅行は当てはまらないと考えられます。
エポスカードは募集型企画旅行には限りません。詳細は以下の記事をご覧ください。
エポスカードと楽天カードの補償内容の比較表を作成しました。
補償内容 保険金額 | 楽天カード | エポスカード |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000 万円 | 3,000万円 |
傷害治療費用 | 200 万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200 万円 | 270万円 |
賠償責任 | 3,000 万円 | 3,000万円 |
携行品損害 | 補償無し | 20万円 |
救援者費用 | 200 万円 | 100万円 |
上記表は、以下のサイト様より運営者が作成しました。
楽天カード クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険
https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/insurance(参照:2025-03-24)
エポスカード会員様向け 海外旅行保険
https://www.eposcard.co.jp/insurance/oversea_insurance.html(参照:2025-03-24)
海外旅行に行く際は、クレジットカード保険とは別に旅行保険に入っておきましょう。理由は、海外での医療費は日本人の感覚では信じられないほど高額だからです。
日本は救急車での搬送は無料ですが、海外では有料が当たり前です。海外の方が永住権を得たいと思うほどに、日本の医療は価格が低く質が高いものです。「海外で怪我なんてしないから大丈夫」とは絶対に思わずに、必ず旅行保険には入ってください。
海外では、何が起こるかわかりません。特にお店やプールのお水は要注意です(これで食あたりになる人が定期的にいるくらい)。海外では保険の有無で、医療を受けれるか否かが決まってしまいます。日本とは異なる場所なのです。
https://www.med.or.jp/people/info/kaifo/compare
最も手軽なのは、パッケージツアーを購入時に旅行代理店に「海外旅行傷害保険に加入したい」と伝えること。どのくらいの費用まで保証が受けれるのか、適用期間はどのくらいなのか確認しておくと完璧です。
「クレジットカードの海外旅行保険の条件を満たしてなかった」という場合、個人で高額の医療費を負担しなければなりません。そのようなケースを防ぐために、旅行保険に入って万全の備えで海外へ行きましょう。
楽天カードが向いている人・向いていない人
楽天カードが向いている人
- 楽天市場をよく利用する
メインカードにする、キャンペーンにエントリーして買い物をすればポイントがとても貯まりやすいです。 - 楽天経済圏で生活している(楽天市場、楽天モバイル、楽天でんきなど)
ポイントの倍率がさらにアップします! - ポイントを貯めて、現金のように使いたい
ポイントを使用することでポイント還元を得られます。 - 年会費無料でコスパのいいカードが欲しい
ポイントが貯まりやすい上に年会費が無料はとても魅力的です。
楽天カードが向いていない人
- 楽天市場をあまり使わない
- 旅行傷害保険を重視する
- 1.5%以上の還元率のカードが欲しい
まとめ
楽天カードは、楽天市場や楽天経済圏を活用する人にとっては非常にお得なカードです。
年会費が永年無料
誰でも気軽に持てるのが魅力。初めてのクレジットカードにもおすすめです。
キャンペーンを利用することでポイント還元率がアップ(基本1.0%)
通常の買い物で1.0%還元。楽天ペイの併用では最大3.0%還元されることもあり、ネットショッピングとの相性が抜群です。
楽天ポイントが貯まる&使いやすい
貯まったポイントは、楽天市場はもちろん、街の提携店(コンビニやドラッグストアなど)でも使えます。
入会特典で大量ポイントがもらえる
タイミングによっては5,000〜8,000ポイントがもらえるキャンペーンも。実質無料でお買い物できるチャンス!
楽天Edy、楽天Payなど電子マネー対応
スマホ決済にも対応しており、キャッシュレス派には便利。
ETCカードが発行可能
年会費550円ですが、楽天の会員ランクによっては無料に。
楽天経済圏との相性が抜群
楽天モバイル、楽天トラベル、楽天証券など、楽天グループのサービスと併用するとポイントがザクザク貯まる!
ポイントの貯まりやすさは楽天カードが群を抜いているので、あかぐりはエポスカードと楽天カードを使い分けています。
「自分のライフスタイルに合うか?」をしっかり考えた上で、楽天カードを活用しましょう!
<記事の作成にあたり参考にした資料>
楽天カード公式サイト
https://www.rakuten-card.co.jp/?l-id=corp_oo_gnav_top_pc(参照:2025-04-06)
楽天カード クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険
https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/insurance(参照:2025-03-24)
エポスカード会員様向け 海外旅行保険
https://www.eposcard.co.jp/insurance/oversea_insurance.html(参照:2025-03-24)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
記事中に時々出てきたエポスカードについては以下をご参照いただけますと幸いです(笑)

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