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銀行口座の売買は犯罪!知らずに売ってしまう前に知るべきこと【絶対にやってはいけません】

銀行口座の売買は犯罪!知らずに売ってしまう前に知るべきこと お金を守る
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「不要な銀行口座を売るだけでお金がもらえる」

「スマホ1つで簡単に稼げる」

こんな甘い言葉に、つい心を動かされていませんか?

銀行口座の売買はれっきとした犯罪 です。

売った本人が「ちょっとしたお小遣い稼ぎ」のつもりでも、その口座は振り込め詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)に使われる可能性が高く、最悪の場合、犯罪組織の資金源になってしまう ことも。

口座を売る行為は犯罪収益移転防止法違反 に当たり、逮捕されるリスクがあります。さらに、口座が悪用されれば、銀行のブラックリストに載り、新しく口座を作れなくなる可能性も。

「知らなかった」では済まされない口座売買の危険性。

この記事では、口座販売がなぜ違法なのか、どんなリスクがあるのか を解説し、詐欺や犯罪に巻き込まれないための対策 を紹介します。

「たった一度の軽い気持ち」が人生を台無しにしないよう、ぜひ最後まで読んでください。

銀行口座売買の具体的な違法性と罰則

銀行口座の売買は、以下の法律に違反する可能性があります。

自分や他人名義の通帳・キャッシュカードを譲り渡す行為。犯罪収益移転防止法違反
一年以下の懲役
100万円以下の罰金
自分や他人名義の通帳・キャッシュカードを譲り受ける行為。
ネットバンキングのログインID・パスワードの情報を譲り渡す行為。
ネットバンキングのログインID・パスワードの情報を譲り受ける行為。
他人に譲り渡す目的で口座を開設する行為。詐欺罪
10年以下の懲役
他人・架空名義の口座を開設する行為。
他人名義の口座からATMで現金を引き出す行為。窃盗罪
10年以下の懲役
50万円以下の罰金

大阪府警察 口座の売買・譲渡し(譲受け)は犯罪です。 より表を作成
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/seikatsu/hanzaisyueki/13559.html
(参照:2025-03-18)

一度口座を販売すると、犯罪として検挙されなくても持っているすべての口座が凍結され、他の金融機関で口座開設ができなくなります。

さらに凍結された口座名義情報は、ブラックリスト入りとなり、警察等を通じて全金融機関に提供され、その後、数年間に渡りどの金融機関でも口座開設ができなくなります。

口座が作れなければ引き落としなどができなくなり、当然仕事や生活が立ち行かなくなります。

知らなかったでは済まされません。一度でも売ってしまえば、取り返しのつかない事態になります。

「ちょっと貸すだけ」でも犯罪に

Xで見られた口座買取のポスト

「短期間貸すだけ」「すぐに返してもらえる」などと言われ、口座を提供してしまうケースもあります。しかし、これは完全な犯罪行為です。

よくある勧誘の例:

  • 「学生限定!口座を貸してくれたら〇〇万円!」
  • 「高額報酬!使っていない口座を買い取ります!」
  • 「資金移動の手伝いをしてくれたらお礼をします」

このような勧誘に乗ると、譲渡・貸与された口座は、振り込め詐欺などその他の犯罪に利用される可能性があります。

「口座買取」「即日振込み」法人口座売買の投稿「X」で続々、400万円の高額も
【読売新聞】 特殊詐欺などの被害が増える中、SNS上で法人名義の銀行口座の売買を求める投稿が相次いでいる。法人口座は多額の送金が可能で、数百万円の高値が付くケースもある。不正に売買された口座は詐欺の被害金の送金先のほか、資金洗浄(マ

口座売買が詐欺犯罪に悪用される仕組み

銀行口座を売ると、どのように悪用されるのでしょうか?

振り込め詐欺の受け皿に

振り込め詐欺の被害者から送金されたお金の受け皿として利用されることが多く、最終的に犯罪組織の資金源となります。

マネーロンダリング(資金洗浄)

詐欺など不正に得たお金を合法に見せるために、第三者の口座を経由させることで足跡を消す手口が使われます。

違法取引の送金用口座

違法取引を行う業者が、匿名性を確保するために他人名義の口座を利用します。

「知らなかった」では済まされない!一度売った口座の影響

「数億円の賠償」を背負うケースも

”「たとえば被害額が計1億円規模の犯行に、自身の口座が関与していたとします。自分の口座に直接振り込まれたのが1000万円だったとして、賠償責任が1000万円で済むかといえばそうではない。犯行全体を助けたと判断され、被害額のすべてに責任を負うことになるんです。こうなると一生働いたって償いきれない金額になります。あまり知られていませんが、普通の個人がこうして数億円規模の賠償を背負う事例はいくらでもあるんです」”

引用:週刊現代 数万円欲しさに「銀行口座」を犯罪組織に売ってしまった人たちの「悲惨な末路」《数億円の賠償のケースも》より
https://gendai.media/articles/-/146991?page=3(2025-03-18)

口座の買取価格は、個人では数万円〜数十万円程度。

その代償として数億円の賠償を背負い、ケースによっては一生口座を開設することができなくなってしまうのです。

それで利益を得るのは犯罪組織。口座を売ったあなたにはマイナスしかありません。

怪しい勧誘の対処法

もし、SNSや知人から口座売買の勧誘を受けた場合、以下の対応を取りましょう。

無視する・ブロックする

友人からそういう誘いがあった場合は悲しいですよね。

ですが、あなたを誘っているのは「犯罪であると知らない」または「あなたを騙そうとしている(確信犯)」のどちらか。

一緒にいてはあなたの身も危険です。距離を取る、あまりにもしつこい場合は連絡がつかないようにブロックするなど対策をしましょう。

警察や金融機関に通報する、ひとりで抱え込まない

「これくらいなら大丈夫」と思っても、口座売買は重大な犯罪です。絶対に関与しないようにしましょう。

もしも勧誘されていて困っている、誤って口座の売買を行なってしまったら警察や金融機関に相談・通報しましょう。

まとめ:口座売買は絶対にNG!

  • 銀行口座の売買は違法であり、厳しい罰則がある
  • 知らないうちに詐欺やマネーロンダリングに加担することになる
  • 一度売ると、人生に大きな悪影響が及ぶ
  • 怪しい勧誘には絶対に応じない!即ブロック&通報

「簡単にお金を稼げる」そんな甘い話はありません。しっかりと知識を身につけ、自分の財産と人生を守りましょう!

こうやって記事を書いていると「世の中の情報は自分で取りに行かないと知らないことがほとんど」ということ。

口座売買は犯罪なんて、学校では教えてくれません。

ですが「学校で教えてくれなかった!学校の責任だよ!!」とはならないのです。

受け身にならず、自分でひとつひとつ確かめていく必要があるんですね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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