内部通報者探しをする組織は自浄作用がもはやないと体験した話【雑談】

内部通報者探しをする組織は自浄作用がもはやないと体験した話【雑談】
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環境を変えることの重要性

最近、人間関係に関する環境を変えた方がいいかもしれないというテーマで記事を書いています。

それは自分の実体験からくるものです。

人間という集団は、そこに所属する人間の意識、文化、価値観によって、時として非常に残酷な行動を取ります。

例えば仲間はずれ(懇親会などの全員参加型の会に自分だけ呼ばれない、席が移動させられるなど)は、首謀者以外も目に見えるはずですが、声があげられにくいのが現状だと思います。

誰が見ても「そんな幼稚な」と思うのですが、まかり通っているのが怖いところです。

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誰かが止めればいいのですが、止めなかったり、加担したりする人間の方が多ければ止めることはできません。

正直、そんな集団はあなたに何のプラスももたらさないので、捨てた方がいいと思います。

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報道を見ると、公益通報者を探している組織もある

公益通報者は保護されるべき者であると、法律で決まっています。

公益通報者保護制度は、国民生活の安心や安全を脅かすことになる事業者の法令違反の発生と被害の防止を図る観点から、公益のために事業者の法令違反行為を通報した事業者内部の労働者に対する解雇等の不利益な取扱いを禁止するものです。

厚生労働省においては、公益通報者保護法に基づき、公益通報窓口を設置し、公益通報の受付を行うとともに、受理した公益通報については、通報に関する秘密を保持し、必要な調査を行い、通報対象事実があると認められる場合には、法令に基づく処分又は勧告等の措置を講じます。

引用:厚生労働省 公益通報者の保護
https://www.mhlw.go.jp/shinsei_boshu/kouekitsuhousha/index.html(参照:2025-11-04)
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ですが、公益通報者の保護どころか犯人探しを組織的に進めるところもあります。

道路整備事業に伴い、福岡県が地権者の意向に沿うように土地代を増額し異例の高値で用地買収した問題で、県が8月に「不適切だった」と認めた後、買収情報流出の経緯を調べる内部調査に着手していたことが関係者への取材で判明した。

この問題は毎日新聞の報道で発覚し、公金の過大支出の疑いが明らかとなったが、県は公益通報者保護法が定める「公益通報」には当たらないとし、告発に関与した職員を探索するような質問もしていた。識者は「公益性のある情報提供で探索するのは法の趣旨を逸脱する」と批判している。

(中略)

関連する内部資料の内容や保管場所を把握しているかを尋ねたり、情報漏えいに関し「不審な人を見なかったか」などと質問したりしていた。調査内容の口止めもしていた。

引用:Yahoo!ニュース 福岡県が内部告発者探し 用地買収巡り 識者「公益通報の趣旨逸脱」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d100954223e619fafc4571490c34e0f56ee2b2(参照:2025-11-04)
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「公益通報にはあたらないので保護する必要がない」と主張している組織もあります。

ですが、こういった組織に実際に属している人(当事者)は、何が真実なのかわかっているのではないでしょうか。

「わかっていても、どうにもならない」

そんな場合は、その組織からなるべく早く離れることをおすすめします。

そういった組織は、あなたのキャリアに傷をつける危険性があるからです。

「この組織から逃げなきゃ、転職しなきゃ!」という状態になった時に、転職しにくくなってしまう、ということが往々にしてあります。

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「アンケートの筆跡から個人を特定した!」と嬉しそうに言っていた役員

以前の職場で、総務部がハラスメントに関する匿名アンケートを行ったことがありました。

総務部のハラスメント対策部が平然とハラスメントを行っていたので、「形だけのアンケート、アホらし」と思ってアンケートすら提出しなかった自分です。

そんな折、総務部ではない他部署の役員が「会社に不利益なことを書いていないか、アンケート全てをチェックした。アンケートの筆跡から個人を特定した!」と嬉しそうに話していたという話を聞きました。

「総務部以外の人間が見るな!」とか「手書きなんて個人がわかるような仕組みを変えろ!」など思うところはあるのですが、そんなガバガバのコンプライアンスしかない組織で、自浄作用など生まれるはずありません。

「そんなことしたら、さらに問題になるのでは」などと思慮できないのでこのような行為をするのですが。

問題行為を何回か伝えましたが「なんでそんなこと言うんだ!」と発言を非難されました。法律に基づいて言っているのですが、「お前の発言は問題だ!」と、法律を無視して私が悪いということを繰り返し言われました。


1発お見舞いしてやるわ!のためには

ニュースを見ていてわかると思うのですが、「1発お見舞いしてやるわ!」というのは非常に難しいです。

自分が無傷の完全勝利は、長い時間と労力がかかります。

それでも、時として「これまで受けてきたパワハラや見てきた違法行為、その他恨み辛みに怒り心頭、黙っていられない!!」と思う方もいると思います。わかります。自分もそのタイプです。

そんな方は、信頼できる弁護士を見つけて、今できることは何か相談するとよいと思います。私もしました。

どんな証拠が必要か、どんな法律に基づいてどのようなことができるのか教えてくれると思います。

そして個人で戦うよりも、会社内で同じような嫌な思いをしている人を募って集団で戦った方がよいと思います。

当事者同士の話し合いよりも、裁判の方が白黒はっきりします。第三者の介入は大切です。

正直者が馬鹿をみるみたい・・・と思うことが多いかもしれませんが、それでも希望を捨てずに明日のために一生懸命生きているあなたを、私は全力で応援します。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり

あかぐり

クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。

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