
職場、友人、配偶者・・・辛くなってしまった
人間関係は改善できる?

誰しも、こんなことがあるかと思います。
「他人の前で見下したり暴言を吐いたりする、マウントをとってくる友人がいる。」
「職場の人間にハラスメント、嫌がらせをされている。職場の上司に言っても何も改善してくれない。」
どうしたら、友人や職場の人間関係を改善できるだろうか?
そのように考えてしまうことはないでしょうか。
でもその前に考えていただきたいのは、人間関係を改善させようと努力するほど、その環境に執着する必要はあるのでしょうか?という点です。
思い出は美化されがちだけど
これは一般論ですが、時間をかければかけるほど、思い出は美化される傾向にあります。
友人や職場の人間関係は、必ず良い時も悪い時もあります。
人間は悪い記憶は残したくないので、嫌な記憶というのは消えていきます。
ですが、逆に嫌な記憶ばかり残る場合もあります。なので
「あんな職場、離れて良かった!スッキリした!!」「あの友人と縁を切ってさっぱりした!」などと思う時もあります。
本心からそう思っている時もありますし、自分の決断は間違いではないと正当化するためなど、人によっていろいろあります。
「今の友人・職場環境を変えたくない。嫌なこともあったけど、いい思い出もあるので、なんとか改善したいな・・・」と考えている方。
改善できないことも無いとは思いますが「嫌がっていることを伝えても、友人が罵倒し続ける」「問題を会社や上司が認識しているにも関わらず、何もしない」など、できることはやったけど変わらない場合。
少なくとも、何かの課題を抱えている人間関係である
友人や職場などの人間関係の人は、あなたを「その程度の扱いで良い人間」としているわけですよね。ものすごくストレートに言ってしまうと、罵倒やハラスメントをしても構わないと考えているわけです。
本来はそんな扱いを許されるわけがありません。ですが、そういったことを平気でしてくる。
その環境の改善を願ったとしても、なかなかうまくいかないでしょう。
そこで考えてほしいのが、その友人や職場にしがみつく理由ってなんでしょう?
今、辛いと感じている方へ。相談できる窓口があります。ひとりで抱え込まず、ぜひ相談してくださいね。
自分を卑下しすぎていませんか

しがみつく、その裏側には
ひどい友人や職場にしがみつく時、その気持ちの裏側には「こんな私がどこか別の場所でこの場所以上に良い環境を得られるわけがない」という気持ちがどこかにあるのかもしれません。
「この友人・職場に恨みがあるから1発お見舞いしてやるぜ!」と言って法律を駆使して本当に1発お見舞い、慰謝料などをゲットする人もいるかもしれませんが、手堅くいくのであれば「こんな環境にしがみつくより他のところを探しちゃお」と他の場所を見つける方法もあります。
どう見てもおかしい、あまりにも悪い環境にしがみつく裏側には
「場所を変えれば、上手くいく人間関係、それが手に入るということを全く信頼していない」という気持ちがあるかもしれません。
なぜそんなに確率の低い「他人を変える」という行為にしがみつくのでしょうか。自分はもっと良い環境が与えられるであろうと思えず、どうして卑下してしまうのかについて、少し考えてみてほしいと思います。
「やっぱり自分はダメなのだ」と思いたい?
その環境にしがみつくのは「自分にはもうこの場所しかない!」「ここから離れたらお終いなのだ!」というように、自分を追い詰めたり責めるという自己否定をするためではありませんか。
つまり、「自分はここしかない」という自分が信じている信念を強化することに現在の人間関係の問題を利用しているということです。
「自分はもうダメだ」という自己の信念を強化するために悪い環境を利用するのはおすすめしません。
世の中は広いので、あなたのことを「とってもよい人!」と思って気に入ってくれる人はいます。
ですがあなたは「自分をよく思ってくれる人はいない。これにしがみつかなければ・・・」と思っている可能性があります。
見る目がない人はどこかへ行って離れてもらいましょう
あなたの本当の価値や魅力を見てくれない人がいた場合、まずあなたが怖い態度をとっていないか一応確認しましょう(不機嫌になったり怒りっぽくなっていないかなど)。
そういったことがない場合、それは相手に見る目がないのですから、どこか他所に行って離れてもらいましょう。
そして「あなたが友人になってくれたら、職場で働いてくれたら、私たちはこんなに嬉しいんだ・助かるんだ!」と思ってくれる人、見る目がある人がどこかにいると考えてください。
絶望するよりも希望をもってほしい
友人や職場を一新するために自ら離れる決断をするのは、苦労と労力が伴いますよね。簡単なことではないと思います。
ですが、絶望して希望を捨てないでほしいのです。現在、起きている嫌なことはもっと悪いことを避けるために起きていると、ぜひポジティブに考えてください。
あなたの幸せというのは、あなたが大好きな人(友人、仲間、配偶者など)と幸せな事や時間を過ごす事ですよね。そのイメージをして、そのイメージを叶えるために行動することを諦めないでほしいのです。
ですが、時折こう思うことがあるかもしれません。
「そうは言っても、頑張っても報われないかもしれないではないか!!やるだけ無駄だよ!!」
時には怒りも湧いてくるかも。
ですが、現在うまくいかない環境に執着すると、他の環境に目が向かなくなっちゃうんですよね。
あなたが思い悩んでいるのであれば、お別れ・転職も手段の一つです。どうか、ご自身を大切になさってくださいね。
他に目を向けてみる

執着すると、何も見えなくなってしまう
自分の都合のいいことだけを聞いていれば、世界は狭くなりますが、何かに執着を持っても世界は狭くなります。
中には、もう全てを諦めて悟ってしまったような「期待するから腹がたつ、最初から期待しない」という方もいらっしゃいます。気持ちはわかります。もうこれ以上疲れたり傷つきたくありませんから。
ですが、少しでいいので、周りにも目を向けてほしいのです。
幸せは米粒サイズよりも、太陽のように大きければ大きいほどいいじゃない
そんな良くない環境を改善してうまくいく確率って低いんじゃない?という視点も持ってほしいのです。
果たしてその環境が改善したとしても、得られる幸せの大きさってどうなんでしょう。
そんな成功しても幸せのサイズがあまり大きくなさそうな環境に身を置くよりも、太陽系レベルの巨大サイズの幸せを得られる方を選んでほしいと思います。本気でそう思っています。
ご自身の安売りをしてはいけません。本当にあなたが幸せになる人間関係があるという、信念を持っていただきたいと思います。
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厚生労働省 まもろうよ こころ
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Wrote this articleこの記事を書いた人
あかぐり
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