以前、エポスカードのメリット・デメリットについて紹介しました。
あかぐりがエポスカードを作った理由の一つが海外旅行傷害保険が無料で利用できるからです。
当時は自動付帯ですが、現在は「旅行代金」をエポスカードで支払うことで海外旅行傷害保険が適用されるように変更となりました。
適用が変更された後でも、メリットがある内容だと考えています。そのメリットを紹介します。
エポスカードとは
エポスカードとは丸井グループが発行しているクレジットカードです。
「丸井グループが発行しているのであれば、マルイで買い物しない私が持ってもお得にならない・・・」
と思うかもしれませんが、エポスカードのすごいところは、マルイで買い物をしない人も活用できて、とても大きな恩恵を受けれるところ。
エポスカードの特徴は、大きく4つ。
・年会費無料で最高3,000万円の海外旅行保険付きのカードが発行できる(利用付帯)
・2000円分の入会特典、入会後に友達を紹介するとさらに特典がつく
・還元率0.5%が基本、利用の仕方で還元率大幅アップ
・ゴールドカードを年会費無料で持てる可能性がある
今回は、エポスカードの利用付帯である海外旅行傷害保険について深掘りしていきます。
注意:
本記事はエポス公式サイトに掲載されている以下のページより、運営者が作成しました。
エポス公式サイト エポスカード海外旅行傷害保険 エポスカード・エポスゴールドカードご利用のしおり
https://www.eposcard.co.jp/insurance/pdf/travelguide_epos_visa_gold_202310.pdf
(参照 2025-02-25)
最新の保険内容は必ずエポス公式サイトよりご確認ください。
エポスカードの海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険の対象
・保険対象者:Visa付のエポスカード会員の本人のみ
*エポスカード(Visa付)、エポスゴールド会員のみ、代表者が旅行代金をまとめて支払うとカード会員の家族や旅行同伴者も保険適用になる。
・旅行代金(ツアー料金、航空券など)をエポスカードで支払っていること
・エポスカードを利用してから90日間が対象
90日を越えて海外で活動する場合は、別途海外旅行保険に入りましょう。
対象にならない場合
・旅行代金の条件に当てはまらない交通費の支払い
(例:空港までのガソリン代金、レンタカー使用料金 など)
・犯罪行為によるケガ
・妊娠、出産、早産、流産およびこれらに基づく病気
・いわゆる「持病」「既往症」等の、旅行出発前に発生している病気 など
エポスカード 海外旅行傷害保険のメリット4選
1)海外旅行傷害保険を利用できる条件がとても満たしやすい
年会費無料カードの中では、保険を利用できる条件がとても満たしやすいものになっています。「旅行代金」をエポスカードで支払うことで保険適用条件を充足します。旅行代金の代表的な例は以下になります。
・パッケージツアー
・航空券
・電車(空港に向かう鉄道代金、新幹線、成田エクスプレスなど)
・バス(空港に向かうリムジンバス、路線バスの乗車料金など)
・タクシー(空港に向かうタクシー、海外で乗車したタクシーの乗車料金など)
上記を満たせば以下のサポートを受けることができます。空港に向かうときの代金をエポスカードで決済すればよいので、簡単ですよね。
2)エポスカードの海外利用をいつでも停止できる
海外滞在中に不正利用の被害にあってしまったら?そんな時でもエポスカードはインターネットにアクセスできれば、公式サイトから海外利用をいつでも停止できます。
海外ネットショッピング、海外ショッピング、海外キャッシングをそれぞれ停止することが可能です。
3)海外利用でも、利用通知のお知らせが早く届く
これは海外で支払いをした時に良さを痛感しました。
しかも海外での利用時は日本円に換算(参考価格)して表示してくれます。アメリカでの利用だったので、米ドルと参考価格の日本円を同時に表記してくれてます。ありがたい。
4)日本語のサポートデスクが24時間利用できる
幸運にもまだお世話になったことはないのですが、事故や盗難などのトラブルにあった際にアシスタントサービスを受けることができます。
日本語で24時間受け付けてくれて、ありがたい。滞在地によって電話番号が変わるのでご注意ください。
◯三井住友海上の緊急医療アシスタンスサービス
海外旅行中の不慮の怪我や疾病等のため、医療施設への救急移送の必要がある場合などに利用できるサービス
<相談サービス>
医療施設への緊急移送が必要なとき
日本への緊急移送が必要なとき
緊急時に最寄りの病院、日本語が通じる病院を知りたいとき など
<サービス内容>
医師・医療施設の紹介、案内
医薬品類の緊急手配
患者の本国への移送
通訳の紹介・手配
弁護士の紹介・手配 など
◯キャッシュレス・メディカルサービス
病院においてその場で治療費を自己負担することなく治療を受けられるサービス。全世界1,600の病院ネットワークを活用し、最寄りの適切な病院を紹介してくれる。
余談:あかぐりの実体験より 海外医療について
海外旅行に行く際は、クレジットカード保険とは別に旅行保険に入っておきましょう。理由は、海外での医療費は日本人の感覚では信じられないほど高額だからです。
日本は救急車での搬送は無料ですが、海外では有料が当たり前です。
海外の方が永住権を得たいと思うほどに、日本の医療は価格が低く質が高いものです。「海外で怪我なんてしないから大丈夫」とは絶対に思わずに、必ず旅行保険には入ってください。
海外では、何が起こるかわかりません。特にお店やプールのお水は要注意です(これで食あたりになる人が定期的にいるくらい)。海外では保険の有無で、医療を受けれるか否かが決まってしまいます。日本とは異なる場所なのです。
最も手軽なのは、パッケージツアーを購入時に旅行代理店に「海外旅行傷害保険に加入したい」と伝えること。どのくらいの費用まで保証が受けれるのか、適用期間はどのくらいなのか確認しておくと完璧です。
「クレジットカードの海外旅行保険の条件を満たしてなかった」という場合、個人で高額の医療費を負担しなければなりません。そのようなケースを防ぐために、旅行保険に入って万全の備えで海外へ行きましょう。
エポスカードの海外旅行傷害保険を使用する方法
ステップ1:「旅行代金」をエポスカードで支払う
エポスカードの海外旅行傷害保険を利用するには、「旅行代金」をエポスカードで支払う必要があります。旅行代金の定義は前述の通り。
ステップ2:現地からエポスカードの事故受付センターに連絡
海外旅行中に盗難や事故、病気などのトラブルが発生した場合には、まずエポスカードの事故受付センターに連絡します。その際に必要書類について聞いておきましょう。
ステップ3:領収書や診断書、証明書を受け取り保管
ステップ4:帰国後、エポスカードの事故受付センターに連絡
記入が必要な書類を送付してもらいましょう。その際、必要書類を再度確認すると安心です。
ステップ5:書類を記入して提出
ゴールドカードはさらに手厚い
ゴールドカードにグレードアップすると、利用付帯の海外旅行傷害保険の補償内容がさらに手厚くなります。
無料のインビテーションを受けてゴールドカードに変更する際は、年会費は永年無料です。
表1.エポスカードおよびエポスゴールドカードで受けられる保険金額について(エポスカード公式サイトより運営者作成) 1)
保険の種類 | エポスカード 保険金額 | ゴールドカード 保険金額 |
---|---|---|
傷害死亡・後遺傷害 | 最高3,000万円 | 最高5,000万円 |
傷害治療費用 (1事故の限度額) | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) | 270万円 | 300万円 |
賠償責任(免責なし) (1事故の限度額) | 3,000万円 | 5,000万円 |
救援者費用 (1旅行・保険期間中の限度額) | 100万円 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) (1旅行・保険期間中の限度額)*携行品1つあたり10万円限度、乗車券等は5万円限度 | 20万円 | 50万円 |
1)エポス公式サイト エポスカード海外旅行傷害保険 エポスカード・エポスゴールドカードご利用のしおり
https://www.eposcard.co.jp/insurance/pdf/travelguide_epos_visa_gold_202310.pdf
(参照 2025-02-25)
最新の保険内容はエポス公式サイトよりご確認ください。
まとめ:海外への準備は万全に
海外に行くと、日本はとても治安がよく綺麗な国であるということをしみじみ感じます。
日本ではトイレが綺麗で機能的であること、夜でも女性がひとりで歩けること。
これは貴重なことであり、それを今後も維持したいなと常々思います。世界中の誰もが、安心して暮らしたいと願っています。それが日本にはあるのです。
海外に行って帰ってくるたびに、「無事に帰ってこれた安堵」と「日本てやっぱりいいな」と思ってしまうあかぐりです。
準備を十分に行ってから、海外へ出発してください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。