「我慢」が限界に達した時 心身を壊す前に知っておいてほしいこと

「我慢」が限界に達した時 心身を壊す前に知っておいてほしいこと
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我慢が限界に達する前に考えてほしいこと

自分が我慢しておけば解決?

「まあ、いっか。自分が我慢しておけば」

こう思って、いろいろ感じたことを飲み込んだ経験、誰しもあるのではないでしょうか。

一時、受け流すための我慢であれば一時的なもので済むのですが、それが職場・友人などの人間関係では、一時的な我慢で済まない場合が多いでしょう。

むしろ、慢性的な我慢に発展することが多いのではないでしょうか。

我慢が慢性的になると

我慢が慢性的になると、我慢がスタンダードになってしまうんですよね。

そうなると、周囲の人に対しても、このような思考になってしまうかもしれません。

「自分が我慢しているのだから、あなたも我慢しろ!」

そうなると、「自分は我慢している」「周りは自分を我慢させる者」という環境になってしまいます。

当たり前ですが、「自分を我慢させる」環境を好きな人はいません。

だから、どんどんその環境が嫌いになります。

「我慢しなければ、この環境や関係は成り立たない」

しかし、一方であなたはこのように考えるかもしれません。

「我慢しなければ、この関係は成り立たない。」

ですが、現時点でそのように考えているのであれば、数年後はもっとしんどいはずです。破綻している可能性だってありえます。

我慢している時点で、あなたは怒りを持っています。その怒りをぶつけないためにさらに我慢していると言っても過言ではないでしょう。

ですが、あまりにもあなたが我慢しすぎるのは、心地の良い関係ではありませんよね。少しだけ「こうしてほしい」というようにお願いベースでお話ししてみてはいかがでしょうか。

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我慢を放置しないでコミュニケーションしてみる

コミュニケーションというリスクを取る

「我慢しているからこの関係は成り立っているんだ」

という関係だと、コミュニケーションしづらいんですよね。ですが、放置している方がもっと大きな問題になります。

特に一番近い関係の方とは、あえてネガティブなコミュニケーション(最近、お互いが嫌だったことなど)をすることによって我慢する関係というものが、我慢させない関係に変わるかもしれません。

我慢、辛抱、忍耐、怒りというコミュニケーションの形を変えることがポイントです。

我慢の苦しみの方が大きくなったら

「自分は歩み寄ろうとしているんだけど、相手がなかなか応えてくれない」

そんな時があるかもしれません。そうなると、自分の我慢や辛抱の度合いがどんどん大きくなりますよね。

結果的に、自分が全くもって幸せではない、という思いが大きくなるのであれば、それは関係性を見直す必要があるかもしれません。

「この問題を解決しようと真剣に考えていたら、そんな言動しないよね」という態度が相手から見えた時、関係性を見直す時期です。

我慢が過度な飲酒・喫煙などの形で現れることもあります。ある意味リバウンド、心身のSOSのサインです。我慢の限界をどうか見過ごさないでください。


専門家に相談すべきタイミング

この記事を読んでいるということは、あなたが何らかの悩みを抱えていると思慮します。

心身の不調を感じたら、無理せず医療機関や相談窓口を頼ってください。

食欲・睡眠の乱れが2週間以上続く

「なんとなく食欲がない」「寝つきが悪い」——そんな日が続くときは、心が疲れているサインかもしれません。

食欲や睡眠は、心身のバランスを映す“鏡”のような存在です。特に2週間以上、食べられない・眠れない状態が続くなら、自然に回復するのを待つよりも、専門家に相談することをおすすめします。

心療内科では、必要に応じて生活リズムやストレスの要因を一緒に整理してくれます。無理に「頑張って食べよう」「寝なきゃ」と焦る必要はありません。小さな変化でも、早めの相談があなたを守ります。

涙が止まらない、気力が出ない

理由もなく涙があふれたり、これまで楽しめたことがまったく楽しく感じられなかったりする…。そのようなとき、心が限界に近づいているサインです。「泣いてしまう自分が弱い」と責める必要はまったくありません。

むしろ、心が必死に助けを求めている証拠です。気力の低下や涙もろさが続く場合、うつ状態の初期であることもあります。

心療内科やカウンセラーは、話を聴き、気持ちを整理する手助けをしてくれます。「話を聞いてもらう」こと自体が、回復への第一歩になるのです。

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職場や家庭に行くことを想像するだけでつらい

朝起きて、「職場に行きたくない」「家に帰りたくない」と感じる日が続くなら、それはもう「限界サイン」です。

無理に出勤したり、笑顔を作ろうとしたりするほど、心の消耗は進みます。そんなときは、できるだけ早く心療内科やカウンセラーに相談しましょう。

専門家は「休むこと」を悪いこととは決して言いません。むしろ、心を立て直すための時間を一緒に考えてくれます。相談することは「弱さ」ではなく、「自分を守るための強さ」です。ひとりで抱え込まず、まずは話すところから始めてみましょう。


まとめ:あなたの心身が一番大切だから

あなたの心身が最も大切です。だから、粗末に扱って欲しくないのです。

我慢を当たり前としがちですが、果たしてそれは正しいのでしょうか。今はよくても、時間が経てば経つほど辛くなることも。

幸せになることを諦めることなく、明日をより良く生きることができますよう、応援し続けます。

<悩んでいる方に向けた相談窓口>
厚生労働省 まもろうよ こころ
電話でもSNSでも、悩みや年代別で相談できる窓口があります。

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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり

あかぐり

クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。

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