
「何か、不安や不満に思っていることはない?」と聞かれたら
よく聞かれる「何か不安や不満に思うことはない?」についての現実
会社などの面談などで聞かれたこともあるでしょう。
「何か、不安や不満に思っていることはないかい?」
不安や不満がある方は、ここで「あります、あります!!」と100個ぐらい山のように伝えられればよいのですが、ほとんどの方は
「いえ、特にありません」
と答える方もいるでしょう。その心のうちにはこんな思いがあるかと。
・言っても無駄
・言ったところで否定される
・言ったら評価が下がる
「いえ、特にありません」とは自分の心に嘘をついているのですよね。
言い方を変えると、我慢している、ということです。
自分は不満に思っているけど、周りはそんなことないみたい・・・
自分は不満に思っているけど、他の人はそんなふうに感じていない時も言いにくいですよね。
「なんでそういうふうに思うんだ」とか「君の感覚がおかしいんだよ」と言われてしまうと、
自分がおかしいのかな??
と思ってしまうと思います。多数決が正しいとは限らないので、あなたが間違っているということばかりではないと思いますが、あまりにも大多数の人があなたと意見が違うと言いづらいかも。
ですがどちらにせよ「自分がおかしいんだよねー」で納得できるとは限りません。
そのモヤモヤは、大きくなって心身に影響を与えるかもしれません。
文化が違いすぎると、話が通じない

「それは不適切ではないのですか?」と言っても、話が通じない
最近、ニュースになっていた日本郵政の懲罰自転車の件。
引用:NHK “懲罰自転車” 日本郵便 社員に広く聞き取りせずに結論づけバイクで配達中に物損事故を起こした日本郵便で働く男性が自転車での配達を命じられた問題で、“懲罰自転車”とも呼ばれているこうした命令について、社内から「やめるべきだ」という声が寄せられたことから日本郵便が昨年度、実態把握を行いましたが、各支社の担当者への確認にとどまり、広く社員への聞き取りを行わないまま、「懲罰的な業務指示は確認できなかった」と結論づけていたことが会社への取材でわかりました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10014952961000(2025-10-25)
上記のニュースを例に挙げると、「それは不適切だからやめた方がよいのでは」と言ったところで不適切と考えていない人には「何が問題なんだ、全く懲罰ではないだろう!」となるので、話が通じません。
そして「問題ではない」という考え方の意見が多かったりすると、それは「問題ではない」となってしまうのです。「問題ではない」という認識が正しくないにも関わらず、です。
次に起こるのは「不適切って言ったやつは誰だ」となり、組織の中が疑心暗鬼になり・・・
仕事になりませんし、何より安心感がありません。ずーっと、警戒していなければならなくなります。
文化が違いすぎるのは、お互い不幸だから
文化が違いすぎるのは、お互い不幸です。
文化が違うことをお互いが尊重できればまだよいのですが、相手を否定したり攻撃したりすると、もうその関係性は終わります。
そんな話、山ほどあるのでしょうが、あなたがそれに律儀に付き合う必要はないでしょう。
文化や考え方が近しい場所を見つけて、そこで活躍した方がどれだけあなたも周りもハッピーでしょうか。
もしも職場であなたが辛い思いをされているのであれば、転職の検討をおすすめします。我慢を続けては心身を壊してしまいます。
どうぞ、あなたの健康を第一に考えてくださいますように。
転職を検討すべきタイミング

不正が行われている
会社で「数字のごまかし」「虚偽報告」「顧客への不誠実な対応」など、不正が日常的に行われている場合は要注意です。たとえ直接関わっていなくても、組織ぐるみの行動が明るみに出たとき、あなたのキャリアにも傷がつく可能性があります。
良心に反する行為を見過ごし続けると、次第に精神的な疲弊や罪悪感が積み重なります。周囲が沈黙している場合も、「おかしい」と感じた時点で立ち止まる勇気を持ちましょう。
倫理観の欠けた職場は、あなたの努力や誠実さを正しく評価してくれません。誇りを持って働けない環境からは、早めに離れることが自分を守る第一歩です。
パワハラが日常茶飯事
上司や同僚からの暴言、人格否定、過剰な叱責が日常的に行われている職場は、心身の健康を大きく損なう危険があります。
最初は「自分が弱いのかも」と思ってしまう人も多いですが、どんな理由があっても人を傷つける言葉や態度が許されることはありません。
長期間そのような環境にいると、自己肯定感が低下し、うつ症状や不眠などを引き起こすこともあります。会社がパワハラを放置している場合、組織の風土そのものに問題があると考えてよいでしょう。耐えるより、「ここは自分を大切にできない場所」と割り切ることが大切です。
離職率が高すぎ
社員が次々と辞めていく会社には、必ず理由があります。待遇の悪さ、長時間労働、上司とのトラブル、将来性のなさ――いずれも働く人を疲弊させる要因です。
新しい人が入ってもすぐに辞めてしまう職場は、組織としての信頼関係や教育体制が機能していない可能性が高いです。「また誰かが辞めた」と感じる頻度が増えてきたら、それはサインです。
あなたが悪いのではなく、環境そのものに問題があります。離職率の高さは「赤信号」と捉え、次のステップを現実的に考えるタイミングです。
あなたが辛い、苦しいと感じているのであれば、それは心身からのサインです。どうぞ無視することなく、環境を変える、カウンセラーに相談するなどを検討いただきたいと思います。
まとめ:本当は辛いのではないですか
「まあ、世の中なんてこんなもんでしょ。嫌な同僚や上司に会って、嫌な客に会って、我慢して我慢して我慢して、そしてお給料をもらうのさ」
こう思うこともあるでしょう。
ですが、たくさんの我慢は心身を必ず蝕みます。
この我慢を当たり前にしてはいけません。どうか、今日より明日を楽にするために、環境を変えるという選択肢を持っていただきたいと思います。
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Wrote this articleこの記事を書いた人
あかぐり
クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。



