40歳になったら大腸がん検診を【自治体の補助金も活用】

40歳になったら大腸がん検診を【自治体の補助金も活用】
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40歳を過ぎたあなた。健康診断は受けていても、「がん検診」は後回しになっていませんか?

特に大腸がんは、40代から増え始める病気です。しかも、早期には症状がほとんど出ないため、気づいたときには進行しているケースも少なくありません。

しかし朗報です。大腸がんは、早期に発見できれば高い確率で治療が可能な病気です。

年に一度の検診を習慣にすることで、命を守ることができます。


大腸がんの早期発見が命を救う

大腸がんは初期の段階では自覚症状がほとんどなく、気づいたときには進行しているケースが多い病気です。

しかし、早期に発見すれば、内視鏡による簡単な処置で治療が完了することもあります。進行がんになると、外科手術や抗がん剤治療が必要となり、身体的・経済的な負担が大きくなります。

特に40歳以降は発症リスクが高まるため、定期的ながん検診が重要です。便潜血検査であれば簡単で、自宅でも検体採取が可能です。

万が一陽性でも、内視鏡で精密検査を行い、ポリープなどを早期に除去できます。

早期発見=早期治療=高い生存率につながります。命を守るために、「症状がない今」こそ行動を起こすべきです。

がん検診は、未来の自分と家族への安心にもなります。手遅れになる前に、年に一度の習慣として検診を取り入れましょう。

40歳以上の方は、年に1回の検査が勧められています。

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自治体の補助金を活用しよう

多くの市区町村では40歳以上を対象に「大腸がん検診」の補助金制度を用意しています。

代表的な便潜血検査なら、自己負担500円程度、あるいは無料で受けられる自治体もあります。

あなたが住んでいる市町村のホームページで「大腸がん検診」「がん検診 補助金」と検索してみましょう。毎年、広報誌や通知でも案内が届いているはずです。

お住まいの自治体のホームページを見てみましょう。

例えば、名古屋市では以下のようながん検診推進事業が実施されています。

令和7年度がん検診推進事業(無料クーポン券)についてのお知らせ

令和7年4月1日時点の年齢が40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の方は、令和7年4月1日から令和8年3月31日までの間に1回、名古屋市が実施する大腸がん検診を無料で受診できます。

対象の方には、令和7年6月頃、名古屋市から無料クーポン券等を配付予定です。
 
大腸がん検診

名古屋市では、自己負担金500円で大腸がん検診を実施しています。

大腸がんは従来、欧米に多いがんと言われていましたが、食生活の欧米化つまり、動物性脂肪の摂取量の増加と食物中の繊維成分の摂取量の減少が大腸がん増加の大きな原因とされ日本人にも増加しています。

大腸がんも胃がんと同様、早期に発見し、早期に治療すればほぼ治ります。

何か症状がでる前、無症状の時期に発見することが大切です。

大腸がんの場合は、排便に関する症状が多くみられますが、血便などは良性の疾患でも見られる症状のため注意が必要です。

40歳以上の方は年に1回、大腸がん検診を受けましょう。

引用:名古屋市 大腸がん検診
https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000008956.html(参照:2025-06-20)
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大腸がん検査の方法

大腸がん検診は、主に便潜血検査と内視鏡検査の2種類があります。便潜血検査は、便に微量の血液が混じっていないかを調べる簡単な検査で、自宅で採取可能です。

陽性反応が出た場合には、精密検査として大腸内視鏡(カメラ)検査が行われます。内視鏡では、ポリープの発見・切除や病変の詳しい診断ができます。

いずれも早期発見・治療に有効な手段です。

大腸がんは比較的進行が遅く、早期に発見することができればかなりの確率で完治が望める病気です。大腸がんの危険年齢に差し掛かる40歳になったら、年に1回は便潜血検査による検診を受けておくと安心です。

この検査はトイレで排便後、自分で便の表面と内部にギザギザしたプラスチック棒を接触させて、その棒を容器に入れて提出するというものです。

検査結果で潜血陽性となった場合は医師に相談し、大腸内視鏡検査を受けることになります。

引用:日本医師会 知っておきたいがん検診 大腸がんとは?
https://www.med.or.jp/forest/check/cancer/intestine/03.html(参照:2025-06-20)

大腸がんの主な症状

大腸がんの主な症状は、排便時の出血や下痢、便秘などが挙げられます。

早期には症状はありません。

進行すると、腹痛や出血、便秘や下痢、便が細くなる、残便感があるなどさまざまな症状が現れますが、排便時の出血で異常に気付くことが多いようです。

肛門に近い場所の出血は赤く鮮明ですが、遠い場所では黒っぽく変色します。血液と粘液が混じっていることもあります。

気をつけてほしいのが、「痔による出血だろう」と自分で決めつけてしまうことです。血便が続くようなら、勝手に判断せずに検査を受けてください。

引用:日本医師会 知っておきたいがん検診 大腸がんとは?
https://www.med.or.jp/forest/check/cancer/intestine/03.html(参照:2025-06-20)

大腸がんは男性の病気と思われがちですが、実は女性のがん死亡原因でも上位です。

女性にとっても、40代はがん検診の節目。乳がん・子宮頸がん検診と並行して、大腸がん検診も忘れずに受けましょう。


検診を受けるタイミングと方法

40歳になったら、年に1回の大腸がん検診を「誕生日の習慣」にしてみてはいかがでしょうか。

まずは便潜血検査から始め、必要に応じて内視鏡検査を受けることが勧められます。家族に大腸がんの既往歴がある方は、さらに早い段階から検診を意識しておくと安心です。

「まだ大丈夫」と思っているうちに、大事なタイミングを逃してしまわないよう注意しましょう。


あわせて考えたい健康管理

40代は、大腸がんだけでなく生活習慣病のリスクも高まる年代。高血圧・糖尿病・脂質異常症といった病気も、がんのリスクを高めます。

がん検診と一緒に、健康診断も毎年受けるようにしましょう。また、便秘や血便といった体調の変化を「いつものこと」と見過ごさないことも大切です。

こうした症状は、大腸がんの初期サインかもしれません。


まとめ

大腸がんは、早期に見つけて適切に治療すれば、命を守ることができる病気です。

40歳を過ぎたら、年に一度の検診を習慣に。

自治体の補助金を活用すれば、負担をかけずに受診が可能です。

あなた自身の健康のために、そして家族の安心のためにも、ぜひ今年から大腸がん検診を受けてみましょう。

<記事を作成するにあたり参考にしたサイト>
日本医師会 知っておきたいがん検診
大腸がんとは?
https://www.med.or.jp/forest/gankenshin/type/largeintestine/what/(参照:2025-06-20)
各自治体のがん検診窓口/都道府県
https://www.med.or.jp/forest/gankenshin/contact/list/#tokyo(参照:2025-06-20)
名古屋市 大腸がん検診
https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000008956.html(参照:2025-06-20)

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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり

あかぐり

クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。

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