
大人はカンニングOKなのだから
社会人1年目の際、新入社員研修などを受ける機会があるかと思います。こんな私も受ける機会がありました。
マナーや常識は時代と共に変化します。アインシュタインが「常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである」と言ったように、これまで信じていたものや常識と考えていたものが時代を経ると間違っていた・変化したなんてことは当たり前に起きます。
常識なんて、曖昧なもの。よりかかるには不安定なものなのです。
職場のお茶事件ではないですが、「お茶も淹れられないなんてっ」と令和の時代に言う人は少ないでしょう。
新入社員研修ではよい知見を与えてもらいました。それはマナー講師が言った言葉
「大人はカンニングOKなのだから、その都度調べてカンペを用意しておけばいいのよ」
というものです。
根幹の部分は大切にしなければならないけど、枝葉は楽できるのなら楽しよう
業務では当然、失敗できない部分があります。
経営目標の達成、部下のマネジメント、コンプライアンス遵守、それらが達成できないと致命傷を負うからです。
私心を優先したら行きたいところとは全く違う場所に到着する、そしたら詰んでしまいもうリカバリーのしようがない。これ以上の恐怖はありません。
けれども、一から十まで針に糸を通すようなことばかりやっていては疲弊してしまう。
隅から隅までキリキリ社員を絞るようなマネジメントをしていると、幸せになる人は少ないのでしょう(そして、経営にしっぺ返しがくる)。
学んだ知識がすぐ古くなり、新しいことや時代の方向性を考えなければならない、ゲームで例えるならハードモードです。
ですが大人は学生とは違い、カンペOK、今ではAIだって使いたい放題なのですから、ちょっとした調べ物やまとめは文明の利器に任せられるところは任して楽をしましょう。ファクトチェックは必要ですが。
管理職は罰ゲーム、不確実な世の中だと悲観的に言われてしまう時代だからこそ、枝葉の作業は楽をすべきです。
そして、注力すべきところに資金と人を投入するのが、誰もがハッピーになれる方法の一つではないでしょうか。
ハードなゲームをカンペや道具を駆使ししていかに難易度を下げるか、これは常に考える必要があるテーマです。
枝葉の業務や精神論により疲弊してしまい、どうか会社の経営が致命傷を負いませんよう。
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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり
クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。