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確定申告後にクレジットカードで税金を納付する方法

確定申告後にクレジットカードで税金を納付する方法 税金
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確定申告が終わると、納税が必要になる場合があります。

納税の方法は銀行振込や口座振替などいくつかありますが、最近ではクレジットカードを利用して支払うことも可能です。

本記事では、クレジットカード納付の仕組みやメリット・デメリット、具体的な手順について解説します。

クレジットカード納付とは?

クレジットカード納付とは、インターネット上でのクレジットカード支払の機能を利用して「国税クレジットカードお支払サイト」を経由し、国税庁長官が指定した納付受託者へ国税の納付の立替払いを委託することにより、国税を納付する手続です。

「国税クレジットカードお支払サイト」は国税庁長官が指定した納付受託者が運営する国税クレジットカード納付専用の外部サイトです。

対象となる税金

クレジットカード納付が可能な税目には、以下のようなものがあります。

  • 所得税
  • 法人税
  • 地方法人税
  • 贈与税
  • 消費税
  • 相続税 など

全ての税金がクレジットカードで支払うことができます。

ただし一部の税目については「国税クレジットカードお支払サイト」から直接手続を行うことができないのでご注意ください。
例:「源泉所得税及び復興特別所得税」について税務署長から納税の告知を受けていない方

クレジットカードで支払いができるのか不明な場合は、所轄の税務署へ問い合わせましょう。

税務署の所在地などを知りたい方|国税庁

クレジットカード納付のメリット

1. 手軽に納付ができる

インターネットを利用して簡単に支払いができるため、銀行や税務署に行く手間が省けます。

2. ポイントが貯まる

カード会社によってはクレジットカードの利用額に応じたポイントを獲得できるため、税金の支払いでも還元を受けることが可能です。

納税によるポイント還元の条件は、事前にカード会社の公式サイトから確認しましょう。

3. 支払いタイミングを調整できる

クレジットカードの締め日や支払日を考慮すれば、納税のタイミングを柔軟に調整できます。

4. 納付期限ギリギリでも支払える

納付期限が近くても、すぐに決済できるため、振込手続きの時間を気にする必要がありません。

でも納付期限ギリギリは精神衛生上よくないので(心がすり減ります)、できるだけ早めに納付しましょうね。

クレジットカード納付のデメリット・注意点

国税のクレジットカード納付はインターネット上のみの手続であり、金融機関やコンビニエンスストア、税務署の窓口では、クレジットカードによる納付はできません。

1. 決済手数料がかかる

税額に応じた決済手数料が発生します。例えば、税額が50,000円の場合、手数料は約495円程度です。以降も1万円を超えるごとに手数料が発生します。

2. 利用限度額に注意が必要

高額な税金をクレジットカードで支払う場合、利用限度額を超えないよう事前に確認しておきましょう。

3. リボ払いや分割払いにすると利息が発生

税金の支払いをリボ払いや分割払いにすると、高額な利息が発生する可能性があるため注意が必要です。

クレジットカードでの納税手順

1. 「国税クレジットカードお支払サイト」にアクセス

「国税クレジットカードお支払サイト」にアクセスし、納付手続きを開始します。

2. 納付情報の入力

税目や納付金額、納税者情報を入力します。

3. クレジットカード情報の入力

カード番号や有効期限、セキュリティコードを入力します。

4. 決済の確認と完了

入力内容を確認し、決済を完了させます。支払い完了後、納付確認メールが送られます。

<利用可能なクレジットカードの国際ブランド>
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club

「国税クレジットカードお支払サイト」へのアクセス方法

「フィッシング詐欺」が横行しています!必ず以下のサイトからアクセスし、それ以外の方法ではアクセスしないようにご注意ください。

1)e-Tax(国税電子申告・納税システム)から

e-Taxを利用して電子申告・徴収高計算書データの送信又は納付情報登録依頼した後に、メッセージボックスに格納される受信通知からアクセス

2)確定申告書等作成コーナーから

確定申告書等作成コーナーで、納税額のある所得税または個人消費税の申告書を書面提出した場合に表示される納付方法の案内画面からアクセス

3)国税庁ホームページから納付国税庁ホームページから「国税クレジットカードお支払サイト」をクリックしてアクセス

以下のリンクからも「国税クレジットカードお支払いサイト」へアクセスできます。

G-2-4 クレジットカード納付の手続|国税庁

他の納税方法との比較表

項目クレジットカード納付銀行振込口座引き落としコンビニ払い
手数料あり(決済手数料)なし(無料)
ただしネットバンキングやATM等の利用の手数料がかかる場合あり
なし(無料)なし(無料)
納付可能時間24時間365日銀行の営業時間内事前に設定した期日コンビニの営業時間内
ポイント還元あり(カードによる)なしなしなし
納付の手間Webで手続き可振込手続きが必要一度設定すれば自動店舗で支払う必要あり
領収書の発行なし金融窓口の場合あり、ネットバンキングではなしなしなし(振込金受領証は発行)
分割払い可能(カードの分割・リボ払い)不可不可不可

領収証書が必要な方は、最寄りの金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付してください。

クレジットカード納付は手数料がかかるものの、ポイント還元や分割払いができる点がメリット。

銀行振込はシンプルだが、手数料がかかる場合がある。

口座引き落としは一度設定すれば自動で支払えるので手間が少ない。

コンビニ払いは手数料無料で簡単だが、店舗に行く必要がある。

まとめ

クレジットカードを使った納税は、手軽でポイントも貯められる便利な方法です。

ただし、決済手数料やカードの利用限度額には注意が必要です。自分にとって最適な納税方法を選び、計画的に税金を納めましょう!

<今回の記事を作成するにあたって参考にしたサイト>
国税庁 クレジットカード納付の手続き
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/nofu-shomei/nofu/credit_nofu/index.htm
(参照:2025-03-24)

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