地震が発生した時の身を守る方法を場所別に紹介【あなたの命を守るために】

地震が発生した時の身を守る方法を場所別に紹介【あなたの命を守るために】
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日本は自身大国です。大きな地震は、いつ・どこで起きるかわかりません。

「そのとき自分はどこにいるのか」—

状況によって、取るべき行動は異なります。

今回は、地震発生時の「命を守る行動」を場所ごとにご紹介します。


家の中にいるとき

自宅で大きな揺れを感じたら、まずは身の安全を確保しましょう。

机やテーブルの下に入り、頭と首を守ることが重要です。

地震が発生した時の身を守る方法を場所別に紹介【あなたの命を守るために】:引用 災害時に命を守る一人ひとりの防災対策
引用:政府広報オンライン 災害時に命を守る一人ひとりの防災対策
https://www.gov-online.go.jp/article/201108/entry-8072.html(参照:2025-07-19)

外に飛び出すと、窓ガラスや瓦が落ちてくることがあり危険です。

家具の転倒や棚からの落下物にも注意してください。

揺れが収まるまで無理に動かず、安全を第一に考えましょう。

万が一に備えてホイッスルを用意しておくと安心

万が一の地震や災害時には、建物や家具の下敷きになることも考えられます。そのような時、声を出して助けを呼び続けるのは非常に困難です。

体力を消耗してしまい、声が枯れてしまうこともあります。

そんな時に役立つのが「ホイッスル」です。

ホイッスルは、少しの息でも大きな音を鳴らすことができます。救助隊は、その音を頼りに生存者の位置を探します。

ホイッスルがあれば、体力を温存しながら助けを求めることができます。防災グッズの中に、小さなホイッスルを常備しておくことをおすすめします。

キーホルダー型や首から下げられるタイプもあり、持ち運びも簡単です。いざという時のために、ぜひ備えておきましょう。

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家以外の場所の時

自動車を運転中

運転中に地震が起きたら、ハンドルをしっかり握り、ゆっくり減速します。

できるだけ道路の左側に停車し、ハザードランプを点けましょう。

ラジオで情報を収集し、車から離れる場合はキーを付けたまま、ドアはロックせずに避難します。

こうすることで、緊急車両が通れるようになります。


エレベーターの中

エレベーター内で地震を感じたら、最寄りの階のボタンを押しましょう。

止まった階で降り、速やかに安全な場所へ移動します。

もし閉じ込められた場合は、非常用インターホンで助けを呼びましょう。

自力で脱出を試みるのは非常に危険です。


山や崖付近にいるとき

山や崖の近くにいるときは、がけ崩れや落石の危険があります。

すぐにその場から離れ、安全な平地まで避難してください。

山道を歩いているときは、斜面の様子を常に確認しましょう。

土砂災害の前兆(小石がパラパラ落ちるなど)にも注意が必要です。


海にいるとき

海辺や漁港で強い揺れを感じたら、津波の可能性があります。

迷わずすぐに高台へ避難しましょう。

「津波は見てから逃げる」では間に合いません。

道具や荷物はそのままにして、とにかく命を最優先に行動してください。


電車やバスに乗車中のとき

乗り物に乗っているときは、急ブレーキに備えてしっかりとつり革や手すりを握りましょう。

勝手に外に出ようとせず、乗務員の指示に従うことが大切です。

車内の棚から荷物が落ちてくることもあるので、頭上にも注意してください。


商業施設にいるとき

商業施設では、商品棚から離れて安全な場所に移動します。

柱や壁際でしゃがみ、頭を守る姿勢を取りましょう。

揺れが収まったら非常口や誘導灯を確認し、避難します。

エレベーターやエスカレーターは使わず、階段で避難するのが原則です。


津波注意報や津波警報が出た時 いのちを守る行動を

津波注意報や津波警報が発表された時は、ためらわずに「いのちを守る行動」をとることが大切です。

特に津波警報が出た場合は、すぐに高台や避難ビルなどの安全な場所へ避難しましょう。

「津波避難場所」マークや「津波避難ビル」マークは以下のことを指します。

地震が発生した時の身を守る方法を場所別に紹介【あなたの命を守るために】:引用 津波避難 マーク
引用:政府広報オンライン 災害時に命を守る一人ひとりの防災対策
https://www.gov-online.go.jp/article/201108/entry-8072.html(参照:2025-07-19)

「まだ大丈夫」「様子を見よう」と考えている間に、津波はすぐにやってきます。津波は、地震発生から数分で到達することもあります。

海岸付近にいるときは、警報を待たずにすぐに避難することが基本です。津波は一度だけでなく、何度も押し寄せてきます。

第一波よりも後からくる波の方が大きいこともあるため、避難は長時間続けましょう。「避難指示が解除されるまでは戻らない」という心構えが大切です。

車での避難は渋滞を招きやすいので、徒歩での避難を優先してください。夜間や冬場も含め、日頃から避難経路を確認しておくことが命を守る行動につながります。

また、家族との連絡手段や集合場所も事前に話し合っておきましょう。

「自分は大丈夫」と思わず、早め早めの避難を心がけましょう。

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まとめ

地震は突然やってきます。

「どこにいても対応できる行動」を知っておくことが、命を守る第一歩です。

今日から家族で防災について話し合い、もしもの時に備えておきましょう。

<記事を作成するにあたり参考にしたサイト>
警察庁 大地震が発生したときに運転者がとるべき措置
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/seibi2/saigaiji/daizisinnunntennsya.html(参照:2025-07-19)
政府広報オンライン 災害時に命を守る一人ひとりの防災対策
https://www.gov-online.go.jp/article/201108/entry-8072.html(参照:2025-07-19)

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり

あかぐり

クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。

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