愛車を守る!自動車の盗難を防ぐには

愛車を守る!自動車の盗難を防ぐには
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大切な愛車を守るためには「盗難は自分には関係ない」と考えず、しっかりと対策を取ることが大切です。

特に近年は盗難の手口が巧妙化しており、従来の防犯対策だけでは不十分になるケースも増えています。

本記事では、自動車盗難の実態と主な手口、そして効果的な防犯対策についてご紹介します。

自動車盗難の主な手口

従来の盗難手口といえば「合鍵の作成」や「窓ガラスを割ってエンジンを直結させる」といったものが一般的でした。

しかし近年増えているのが、CANインベーダーと呼ばれる手口です。

  • 車両のドアやライト付近にある配線(CAN通信システム)に特殊な機器を接続
  • 本来の電子キーを使わずに、ドアを解錠・エンジン始動を可能にする
  • わずか数分で盗難が完了してしまう

このように、最新の防犯システムをすり抜ける方法が使われているため、従来の「純正アラームだけ」では安心できません。

盗まれやすい車の特徴

自動車盗難は「どの車でも起こり得る」ものですが、実際には狙われやすい特徴があります。

まず挙げられるのが、海外で人気のある日本車です。

特にランドクルーザー、プリウス、アルファード、ハイエースは、中古市場で高値で取引されるため、窃盗団からのターゲットになりやすい傾向があります。

これらの車は「盗めばすぐに売れる」ため、盗難のリスクが極めて高いのです。

次に、駐車環境も大きな要因となります。

暗く、人通りが少ない場所に停められている車は、犯行の際に目撃されにくく、格好の狙い目です。

特に深夜帯に人気のない月極駐車場や路上駐車は、危険度が高まります。

また、セキュリティ対策をしていない車も危険です。

ハンドルロックやタイヤロックがなく、GPS発信機も付いていない場合、窃盗犯にとって「仕事がしやすい車」と見なされます。

純正のセキュリティだけではCANインベーダーなどの手口を防ぎきれないこともあり、無防備な車ほど狙われやすいのです。

つまり、「人気のある車種」×「悪い駐車環境」×「セキュリティ不足」という条件が重なると、盗難のリスクは一気に高まります。

自分の車がこの条件に当てはまっていないか、改めて確認してみましょう。


盗難を防ぐための基本対策

盗難を防ぐには「複数の防犯対策を組み合わせること」が重要です。以下のような方法があります。

ハンドルロック

物理的にハンドルを固定することで、車を動かせなくします。外部からも目立つため「盗みにくい車」という心理的な抑止効果も高いです。

タイヤロック(ホイールロック)

タイヤごと固定してしまう方法。解除に時間がかかるため、犯行を諦めさせる効果があります。

GPS・位置情報発信タグ

AirTagのような小型トラッカーを車内に設置しておくと、万一盗まれても位置情報を追跡できます。犯人への心理的なプレッシャーにもなります。

設置する際は、犯人から見えるところに1つ、そして見えないところ(犯人が思いもつかないような、そして取り外すのがとても面倒くさいところが最適です)に1つ付けておくとよいでしょう(理由は後述)。

駐車環境の工夫

可能であればガレージや防犯カメラ付きの駐車場を利用し、常に監視の目がある状況を作りましょう。

屋外に停める場合は、夜間でも人目につきやすい場所を選ぶことが重要です。さらに、自宅駐車場であればセンサーライトを設置することで、不審者が近づきにくい環境を整えられます。

日常的に駐車環境を見直すことが、愛車を守る大きな防犯策となります。

セキュリティアラーム・イモビライザーの強化

純正品だけでなく、市販の高性能アラームを追加することで、盗難の難易度を上げることができます。


犯人は盗むのに手間がかかるのを嫌う

個人的に興味深かったのが、GPS・位置情報発信タグを見えるところにつけておいたら、窃盗犯がそれに気づいて「見えないところにも隠して設置してあるかもしれない」というリスクを考え、車を置いていったというお話。

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なるほど、GPS・位置情報発信タグを見えるところ&見えないところの両方につけておけば、抑止にもなるし盗まれても位置情報が得られるなと。

自動車盗難の犯人は、短時間で車を持ち去ることを重視します。

そのため、盗むのに手間や時間がかかる車は敬遠されやすいのです。

例えば、ハンドルロックやタイヤロックが装着されていれば、解除に時間がかかります。

また、GPS発信機やセキュリティアラームがある車は、発覚リスクが高くなるため狙われにくい傾向があります。

犯人にとって「面倒くさい車」「見つかる可能性が高い車」はリスクが大きいのです。つまり、防犯対策を複数重ねることが、盗難を防ぐ強力な抑止力となります。


まとめ

中古の日本車は海外で高い人気があるため、常に盗難のリスクにさらされています。特にCANインベーダーのような新しい手口は、従来の防犯では対処しきれません。

「ハンドルロック」「タイヤロック」「位置情報タグ」などの目に見える防犯対策を組み合わせることで、窃盗犯に「狙う価値がない」と思わせることが何よりの抑止力になります。

大切な愛車を守るために、今日からできる対策を一つずつ取り入れてみてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり

あかぐり

クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。

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