【補助金がある自治体も】虫や鳥の巣ができてしまった!撤去などのポイントを紹介

【補助金がある自治体も】虫や鳥の巣ができてしまった!撤去などのポイントを紹介
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家の周りや庭先に、虫や鳥の巣を見つけた経験はありませんか?

放置すると、刺傷や衛生被害、騒音など、思わぬトラブルにつながる恐れがあります。

今回は、巣ができてしまった時の対処法と自治体の補助金制度についてご紹介。

この記事で、もしもの時に役立つ知識を得ておきましょう。

よくある巣の例と危険性

住宅や庭の周りには、さまざまな虫や鳥が巣を作りますが、その種類によって危険性や被害の内容が異なります。

まず、スズメバチの巣は非常に攻撃性が高く、巣に近づくだけで威嚇され、複数回刺される危険があります。毒性も強く、刺されるとアナフィラキシーショックを起こし、人命にかかわることもあります。

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ツバメやカラスなどの鳥の巣は、直接的な攻撃性は低いものの、フンによる衛生被害や病原菌の拡散が懸念されます。特にカラスは巣やヒナを守るため、人に向かって威嚇や攻撃を行うことがあります。また、鳴き声による騒音被害も無視できません。

アシナガバチやミツバチの巣は、スズメバチほど攻撃性は高くありませんが、巣を刺激すると防衛本能から刺してくることがあります。アレルギー体質の人は刺されただけで重症化する恐れがあるため注意が必要です。

シロアリやその他の害虫の巣は、外見上は目立たないことも多いですが、住宅の木材を内部から食い荒らし、建物の耐久性を著しく低下させます。また、ゴキブリやダニなどの巣はアレルギーや喘息など、健康被害を引き起こすことがあります。

これらの巣は、放置すると被害が拡大し、撤去や修繕に高額な費用がかかる場合があります。特にスズメバチやカラスの巣は、素人が撤去するのは非常に危険です。巣を見つけたら、むやみに近づかず、自治体や専門業者に相談することが大切です。


撤去の際の注意点

巣を見つけたとき、自分で駆除しないことが大切です。特にスズメバチや攻撃性のある動物は予測不能な行動をとり、命に関わる危険があります。

「夜間や早朝など活動が鈍い時間帯なら安全」と思われがちですが、巣を刺激すればたとえ活動が低下していても一斉に攻撃してくることがあります。完全な安全時間は存在しません。

また、駆除には防護服や専用の道具、適切な薬剤の扱いなど専門知識が必要です。中途半端な駆除は、かえって虫や動物を刺激し、被害を悪化させる恐れがあります。

さらに、誤った方法で撤去すると、刺傷や咬傷だけでなく、転落や薬剤による健康被害のリスクもあります。

安全で確実な方法は、専門業者への依頼です。自治体によっては、スズメバチや特定の動物の巣の駆除に補助金が出る場合もあります。費用を抑えつつ、安全に撤去するためにも、まずは自治体や信頼できる業者に相談しましょう。


虫や鳥の巣を見つけたら 補助金制度の活用を検討しよう

スズメバチ駆除や鳥の巣撤去に、補助金を出している自治体があります。これは、危険生物による被害防止や生活環境の改善を目的とした制度です。

申請方法や条件は自治体によって異なりますが、一般的には居住地域内の所有地や敷地内にある巣が対象となります。

また、スズメバチの巣だけが対象の場合や、鳥の巣も対象に含まれる場合など、対象の巣の種類にも違いがあります。

補助の割合は駆除費用の一部を負担してくれるケースが多く、上限金額も自治体によって数千円〜数万円まで幅があります

ただし、事前申請が必要な自治体もあれば、駆除後の領収書提出で申請できる自治体もあります。

申請のタイミングや必要書類、業者の選定条件なども異なるため、駆除を依頼する前に必ず自治体の公式サイトや窓口で確認しましょう。

例えば大阪市では、スズメバチ類の駆除処理費を最大5,000円まで補助してくれます。

駆除処理費用(消費税を含む)の2分の1で、補助限度額は5,000円です(100円未満の端数が生じる場合は切捨て)。当該年度について、1世帯あたり1回が限度です。

引用:大阪市 スズメバチ類の駆除処理費補助制度
https://www.city.obu.aichi.jp/kurashi/hojyokin/kankyo/1011168.html(参照:2025-08-06)
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制度を上手に活用すれば、費用負担を軽減しながら、安全に巣を撤去できます。

お住まいの自治体サイトをのぞいてみてくださいね。


予防策

虫や鳥の巣は、一度作られてしまうと撤去に手間と費用がかかります。

そのため、軒下や樹木など巣を作りやすい場所を定期的に点検し、早めの対策が重要です。

特に春から初夏にかけては、巣作りのシーズンなので注意が必要です。

防鳥ネットや忌避スプレーを活用することで、鳥やハチが巣を作るのを未然に防ぐことができます。

ネットはベランダや屋根の隙間に張ると効果的で、忌避スプレーは軒下や樹木の枝に噴霧しておくと安心です。

もし巣作りの兆候(小枝や泥の塊、蜂の幼い巣など)が見られたら、早期に対応しましょう。

小さいうちに除去すれば、危険も少なく、駆除費用も抑えられます。

定期的な点検と予防策の実施が、安全な住環境を守る第一歩です。


まとめ

巣を発見したら、決して刺激せず、安全な方法で撤去することが大切です。

補助金や自治体の駆除サービスを活用すれば、経済的な負担も減らせます。

また、日頃の予防と定期的な点検による早期発見が、被害を最小限に抑えるポイントです。

安心・安全な住環境を守るためにも、日常的な備えを心がけましょう。

そして、無理な自己対応は避け、必ず専門家に相談してください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり

あかぐり

クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。

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