避難の際の猛暑に注意!熱中症を防ぐための便利アイテム

避難の際の猛暑に注意!熱中症を防ぐための便利アイテム
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猛暑の中で、どのように避難する?

2025年7月30日、カムチャツカ半島で発生した地震により、日本各地で津波警報・注意報が出ました。

心がざわめき、落ち着かない時間を過ごした方もいらっしゃると思います。

どうぞ、心と身体を最優先に、大切にしていただきたいと思います。

さて、今回の津波警報・注意報に基づく避難により、課題も見えてきました。

それは、「この猛暑の中、どうやって心身を守りながら避難をするか」というもの。

津波避難用の高台は、屋根がないところもあります。避難したはいいけれど、避難先で過ごすのが大変になってしまうことも。

北海道でも40度近い気温を観測する時代。夏場の避難では、熱中症対策は必須です。

今回は、避難の際に役立つ熱中症対策アイテムを紹介します。


避難時に役立つ熱中症対策アイテム

叩くと冷たくなる保冷剤

実際に避難する際に、叩くだけで冷たくなる冷却パックが役に立ったという郵便局長の声がありました。

厳しい暑さのなかでの長時間の避難について、局長は、「ふだん配達員が使用する冷却パックを持って行ったことが暑さ対策として役に立った」と振り返りました。

引用:NHK “配達員使用の冷却パック 暑さ対策で役立った”三重 尾鷲
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20250731/3070015944.html(参照:2025-08-03)

この冷却パックは、袋を叩くと薬剤が反応して0度以下になるもの。使用後は冷凍庫で保存すれば蓄冷材として使用できます。

避難する時だけでなく、スポーツ時や急な発熱の際にも活用できます。


経口補水液・スポーツドリンク

水分と塩分を同時に補給でき、発汗によるミネラル不足を防ぎます。熱中症予防には水だけでなく、ナトリウムなどの電解質を摂ることが重要です。

ペットボトルタイプはもちろん、粉末タイプやゼリータイプなら持ち運びも便利です。避難時はこまめに少しずつ飲むようにしましょう。

ただし、経口補水液については普段の水分摂取に使用するものではありません。脱水を伴う熱中症にも効果がある経口補水液もあるので、パッケージの表示をよく確認しましょう。

健康な人でも経口補水液の使用方法には注意が必要です。日常的に飲んだり、大量に飲むと血圧や心臓に負荷がかかることが懸念されます。

引用:消費者庁 経口補水液(けいこうほすいえき)について
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_for_special_dietary_uses/oral_rehydration_solution(参照:2025-08-04)
引用:消費者庁 ご存知ですか?経口補水液の知識
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_for_special_dietary_uses/oral_rehydration_solution/assets/food_labeling_cms206_20241220_16.pdf(参照:2025-08-04)
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 帽子(日よけ付き)や日傘

強い直射日光を避けることで、頭部や顔に熱がたまるのを防ぎます。

特に首元まで覆えるタイプの帽子は、日焼け防止にも効果的です。日傘は避難中だけでなく、避難先でも日差しを避けたいときに役立ちます。

日傘は直射日光を遮るだけでなく、選ぶ色によっても暑さ対策の効果が変わります。

一般的に、外側が白やシルバーなどの明るい色は、日光を反射して熱の吸収を抑えます。反対に、内側は黒や濃い色の方が、地面や周囲からの照り返しを吸収して、顔や体への反射熱を減らす効果があります。

そのため、外側は明るい色+内側は黒色の日傘が、熱中症予防には効果的です。日傘を選ぶ際は、色だけでなくUVカット加工遮光率の高いものを選びましょう。これにより、体感温度を下げ、避難時や外出時の熱中症リスクを減らせます。


日傘は、直射日光を効果的に遮り、涼しく歩けるのが利点です。しかし、強風や混雑時、また両手を使いたい場面では使いづらいこともあります。

そんなときは、通気性のよい帽子を活用しましょう。特につばの広い帽子は、顔や首を広く日差しから守ってくれます。また、帽子は避難所や屋外活動中でも手軽に着用でき、両手が自由になるので動きやすさが必要な場面に向いています。

特に転びやすいお子さんや高齢者は両手が空いていた方が、咄嗟の時に手をつくこともできます。

避難中は、日傘と帽子を状況に応じて使い分けることで、熱中症対策の効果をより高めることができます。


携帯用扇風機(ハンディファン)

風を当てることで体感温度を下げ、熱のこもりを防ぎます。

首かけタイプや卓上タイプもあり、避難所でも使いやすいでしょう。モバイルバッテリーと一緒に持っておけば、長時間の使用も安心です。

ハンディファンにはリチウムイオン電池が使用されています。最近、リチウムイオン電池の発火件数が増えています。ご購入の際には、安すぎる製品は買わない、製造メーカーについて調べてから購入することをお勧めします。

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まとめ:アイテムを駆使してできるだけ涼しく

猛暑の中での避難は、熱中症の危険と常に隣り合わせです。

どんなに短い距離であっても、日差しや暑さから身を守る準備は欠かせません。

日傘や帽子、水分補給用のドリンク、冷却グッズなどを事前に用意しておくことで、避難時の負担を大きく減らせます。

また、避難先でも体調管理を怠らず、こまめな水分・塩分補給や休憩を心がけましょう。

体調を崩してしまえば、安全な避難や生活が難しくなります。「自分は大丈夫」と思わず、周囲の人とも声を掛け合いながら安全を確保してください。

命を守るための避難と同じくらい、熱中症から身を守る行動も重要です。日頃から備えておくことが、非常時の大きな力になります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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Wrote this articleこの記事を書いた人

あかぐり

あかぐり

クレジットカードを使い続けて10年以上。初めてクレジットカードを作る人に向けて、また、サイトに来てくれた人の経験や知識に「ちょい足し」するべく、クレジットカードの実体験とお金に関する情報を発信しています。

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