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ATMでお金を取り忘れたらどうなる?慌てないで対処しよう

お金を守る
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忙しい日々のなかで、ATMから現金を引き出したはずなのに、そのままお金を取り忘れてしまった…そんな経験がある方もいるかもしれません。

「誰かに取られたかも…」「もう戻ってこないのでは?」と不安になりますが、結論から言うと、基本的に取り忘れた現金は戻ってくる可能性が高いです。

ATMには「自動回収」機能がある

多くのATMでは、現金が一定時間取り出されなかった場合、自動的に機械の中へ戻す仕組みが搭載されています。

この時間は一般的に30秒〜1分程度ですが、銀行やATM機の仕様によって異なります。

取り忘れたことに気付いたら、すぐにそのATMを設置している金融機関に連絡しましょう。

現金を忘れたときの対応手順

1)手続きをした金融機関に電話する  銀行ATMであればその銀行に連絡し、「出金の事実確認」を行います。もしも気づいたのが夜で銀行が開いてない場合は、ATMセンターに連絡します。

銀行カード等の紛失・盗難 | 全銀協の活動を知りたい方 | 一般社団法人 全国銀行協会
※ 通帳・キャッシュカードを発行している会員のみ掲載しています(全銀協加盟銀行50音順)。

2)利用日時・場所・金額を伝える  できる限り正確に伝えることで、調査がスムーズになります。

3)確認・調査の上、返金処理へ  ATMの記録や防犯カメラ映像をもとに確認が取れれば返金がなされる可能性があります。

もしもコンビニのATMを使用した場合は?
その際は、利用したコンビニの銀行に問い合わせます。ATMに備え付けられている専用電話で連絡しましょう。

セブンの場合はこちら

ローソンの場合はこちら

ファミリーマートの場合はこちら

他人に取られてしまった場合は?

万が一、あなたが離れたあとに他人が現金を持ち去ってしまった場合は、対応が異なります。

ATMには防犯カメラが設置されており、警察との連携で持ち去った人物の特定が行われることもありますが、返金が保証されるとは限りません。

もしも、自分の前の人が現金を忘れてしまっていたら?
その現金には触らずに「忘れてますよ!」と声をかけるか、ATMの機械が回収するまで待ちましょう。忘れた現金に触ってしまったら、盗もうとしたのではないかと疑われてしまいます。
たとえあなたに悪意がなくても、です。

取り忘れを防ぐために

取り忘れは、ちょっとした注意で防げます。

  • スマホを操作しながらATMを使わない
  • 現金を手に取るまでは画面の前を離れない
  • できるだけ時間や心に余裕を持ってATM操作を行う

日頃からこうした習慣を持つことで、ATMトラブルを防ぐことができます。

他にもある!ATMトラブル

ATMは日常的に利用する便利なツールですが、実はさまざまなトラブルが潜んでいます。

「現金の取り忘れ」以外にも、予想外の場面で困るケースは少なくありません。

ここでは、よくあるATMトラブルと、その対処法や予防策についてご紹介します。

キャッシュカードを取り忘れた

お金だけでなく、キャッシュカードを取り忘れた場合もATMに取り込まれます。

忘れてしまった場合は、まず銀行に連絡しましょう。

キャッシュカードが戻ってこない

ATMにカードを入れたまま、操作が終了してもカードが排出されないことがあります。

原因としては以下のようなケースが考えられます:

  • 一定時間操作をしなかった
  • 暗証番号を複数回間違えた
  • 無効なカードを利用していた
  • ATMの機械的な故障

対処法:
慌てずに、その場でATM設置先の緊急連絡先へ連絡しましょう。
後日、銀行窓口や郵送でカードが返却されることがあります。

キャッシュカードが戻ってきて取引できない

これはカードの磁気またはIC読取不良、カードの破損、汚れにより利用できない可能性があります。

カード再発行の手続きを行なってください。

カードの磁気不良が原因であれば、ATMで自動修復できる銀行もあるようです。便利ですねえ。

カードが磁気不良となった場合のお手続 : 三井住友銀行
カードが磁気不良となった場合のお手続についてのページです。

10年ほど前、あかぐりは磁気不良が原因で通帳がATMで使用できなくなったことがあり、窓口へ行って新しいものと交換してもらったことがあります。ですが、これなら窓口へ行かずに済みます。

ゆうちょもカード・通帳両方が自動修復できるようですね。

キャッシュカード・通帳の磁気修復-ゆうちょ銀行

もしもカードや通帳で取引できなかった場合は、カードが汚れていないか確認しましょう。汚れていない場合は、磁気不良を疑ってATMで修復手続きを行ってみましょう。

修復の際はATMでの自動修復方法を、各金融機関の公式サイトを確認してくださいね。

ATMのスキミング被害

ATM機器に不正な装置を取り付けてカード情報を盗む「スキミング」も注意すべき犯罪です。

スキミングの装置は見た目では気づきにくいこともあり、海外だけでなく日本国内でも報告されています。

予防策:
・ATMカード挿入口に不審な装置がないか確認
・なるべく銀行や駅構内などの安全性が高い場所のATMを使う
・定期的に利用明細や残高をチェック

暗証番号の盗み見

ATM操作中に背後から覗かれて暗証番号を見られるリスクもあります。

これを防ぐために、ATMには手元を隠す「目隠し板」が設置されています。

予防策:
・手で覆いながら暗証番号を入力
・不審な人物が近づいてきたら操作を中断

周囲を確認してから番号を入力するのが無難です。

誤って他人の口座に振り込み

振込先の番号を誤入力し、他人の口座に振り込んでしまうトラブルも意外と多くあります。

一度送金してしまうと、簡単には戻ってきません。

対処法:
・銀行にすぐ連絡し、「組戻し(くみもどし)」という手続きを申請
・送金直後に誤りに気づいた場合は、まだ相手先に振り込みが完了していないので送金自体を取り消すこともできる可能性がある。気づいたら早く連絡
・相手の同意が必要であり、時間がかかる場合があります

まとめ

ATMで現金を取り忘れてしまっても、落ち着いて対処すれば戻ってくる可能性は高いです。

しかし、場合によっては第三者の介入で返金が難しくなることもあります。

一番の対策は、「現金を取り出したかしっかり確認する」こと。

ATMは便利な一方で、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。

大切なお金を守るためには、利用時のちょっとした注意が何よりも効果的です。

  • 操作中は集中する
  • 異常があればすぐに連絡
  • 明細や通帳で定期的にチェックする

「使い慣れているから大丈夫」と思わず、毎回の利用に慎重さを持つことが、ATMトラブルを防ぐ最大のポイントです。

ちょっとした注意が、あなたのお金を守ります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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