PR

【お金の認識】クレジットカード初心者が注意すべきこと1選と対策【見栄を張らない】

子どもに伝えたい カードとお金の認識 お金を守る
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
質問
質問

クレジットカード初心者が注意すべきことをひとつ挙げるとしたら?

あかぐり
あかぐり

「見栄を張らない」これだけです。

18歳になればクレジットカードが持てます。

18歳になってカードを作る本人にとっては「やったあ!」だったり「なんかコワイ・・・」と震えたり様々でしょうが実際問題、口座にお金がなければクレジットカードは後払い決済できません。

クレジットカードは後払いができる、場合によっては借入もできるカードであり、最後はあなたが使ったお金を全額支払います。なんでも買える魔法のカードではないのです。

クレジットカードの仕組みを知らないがゆえにトラブルもあります。ですが、仕組みを知っていればトラブルは防げるのでしょうか?

いいえ、それだけでは防げません。それはトラブルを防ぐ本質ではないからです。

注意すべきことは

見栄を張らない!

これだけです!

見栄によるお金の使いすぎに注意!

大抵のトラブルは、お金を使いすぎて返済ができなくなったというもの。

友人が海外旅行に行った、バイクを買った、車を買った!かっこよかったり、羨ましかったりしますよね。「自分も!」と思ったりするかもしれません。

ですが、それは「本当に欲しいから買う」のか「他人がやっているから自分も買う(特に本心から欲しいわけではない)」のどちらでしょうか?

前者であれば、よいかもしれません。支払い能力の範囲内でできるのであればお金を使う価値があります。

ですが、後者の「他人がやっているから」もっと悪く言うと「他人に合わせる」「他人にマウントをとる」ためにやりたいのであれば、やめた方がいいでしょう。

他者を必要とする、つまり観客を必要とするのは見栄を張りたいだけです。

「見栄を張ってもいいじゃん!誰だってカッコよくみられたいでしょ!?」

確かに誰しもカッコ悪いよりカッコよく見られたい心を持っています。

ですが、その欲望は果てしなくお金がいくらあっても足りません。

上にはさらに上がおり、どれだけ高い車や海外旅行に行っても、あなたのさらに上をいく人はいるのです。その中で永遠に見栄の張り合いをしていても、お金がなくなるだけで虚栄心は満たされません。

「もっと、もっと」の戦いは地獄です。

心は満たされないのに、お金だけは無くなっていく。

お金は本来、あなたを幸せにするために使うものですがお金に振り回されていては幸せにはなりにくいです。

そこで考えて欲しいのがクレジットカードの使い方です。

クレジットカードは便利なツールですが、 「見栄」による無駄な出費を増やす原因にもなり得ます。

・高級ブランド品を持ちたくなる
・おしゃれなカフェやレストランに行きたくなる
・「いい生活している自分」をSNSに投稿したくなる

こういった気持ちが、気づかないうちに 本来必要のない支出を増やしている かもしれません。

クレジットカードの仕組みを知ればトラブルを防げるわけではない

「クレジットカードの仕組みを理解すれば、大丈夫!」と考えている人もいますが、実は 「知識」だけではトラブルを防げません。

クレジットカードの危険性を理解していても、 感情がコントロールできなければ意味がない からです。

分割払いの手数料が高いのは知っている…でも「今買いたい!」

リボ払いは危険と聞いている…でも「月々少額なら大丈夫」

今月使いすぎてる…でも「みんなが買ってるから欲しい!」

こうした 「見栄」や「感情」による判断ミス が、後で大きな負担となることがあります。

リボ払いの手数料がどれだけ高いのかについては以下の記事を参考ください。

見栄はキリがない

もし 「周りと同じように良いものを持ちたい」「高級品を持ってる方がカッコいい」と思っていたら要注意!

見栄を張ることには 終わりがありません。

ブランドバッグを買ったら、次はブランド時計が欲しくなる

高級ホテルに泊まったら、次はビジネスクラスの飛行機に乗りたくなる

SNSにブランド品の写真を投稿して、良い物を持っている自分を見せつけたくなる

こうして、 自分の本来の収入や生活水準を超えた消費 を続けると、気づいた時には 借金地獄 になってしまうかもしれません。

支払い能力以上の消費は身を滅ぼす

実際に、自分の本来の収入や生活水準を超えた消費によってお金のトラブルに陥った人は少なくありません。

上記のニュースは未成年が後払い決済によって支払い能力以上の借金をしてしまったというニュース。

後払い決済は携帯電話の番号とメールアドレスさえあれば、支払いを後ろ倒しにできるというもの。

「そもそも、未成年に電話番号とメールアドレスだけ記入すれば後払い決済ができる、それを許しているサービスが問題なんじゃないの?」とは思いますが(あかぐりも問題だと思います。支払い能力を確認をせずに後払いを許しているのですから。)、成人であれば大丈夫かといえばそうではありません。

本質は、やはり「お金の使い方」にあるのです。

SNS映えのために高級ブランドを買い漁り、リボ払い地獄に…

周囲に「おごる」ことで承認欲求を満たしていたが、カード請求額が数十万円に…

恋人や友人の前でカッコつけて散財し、支払いが追いつかなくなる…

こうしたケースは、決して珍しくありません。

「周囲からどう見られるか」ではなく、「本当に必要なものか」でお金を使う ことを意識するだけで、無駄遣いはぐっと減ります。

出費を抑えるためのチェックポイント

「見栄による出費を防ぐための3つのチェックポイント」
→ 「本当に必要?」「数ヶ月後も満足できる?」「手元に現金があっても買う?」

買い物は、買った瞬間高揚感に満たされますが30分後には冷め切っているもの。この3点は意識してくださいね。

「収入に合ったカードの使い方」
→手取りの10%を貯金に回せる家計は優良家計と言われています。 10%は貯金に回してから、残りの90%のお金を使うようにしましょう。

「見栄消費を防ぐおすすめの考え方」
→ 「SNSで見せるためじゃなく、未来の自分のためにお金を使う!」「借金はしない!」

SNSでいいねが付くとすごく嬉しいのはわかりますが、いいねをした人はあなたの懐事情を知りません。いいねだけが全てではないです。

「究極の方法」
→通帳の残高を見て!!

これが究極の方法です。通帳の残高を見ることは現実を見ることです。残高以上のお金は使ってはいけません。

「お金が貯まる人の特徴 vs. お金が貯まらない人の特徴」

<お金が貯まる人の特徴>
・安い=質が悪いと思っていない
・お金で全ての価値が決まると考えていない
・他人や世間の噂話やニュースに流されない
・自分にとっての幸せは何か理解している

<お金が貯まらない人の特徴>
・安い=質が悪い、みっともないと考えている
・お金が人の価値を決めると考えている
・他人からどう見られるかをものすごく気にする
・自分にとっての幸せの価値判断を他人や世間に委ねている

「自分軸」で生きているのか、「他人軸」で生きているのか、生き方に大きな違いがあります。

まとめ:我慢のし過ぎはよくないけど、使い過ぎはもっと良くない

このサイトは「支払い能力以上の金額を使ってはいけません!」という硬く真面目な内容しか掲載していないので、サイトに来てくれている人の中には「質素倹約すぎて苦しい・・・」と思う方もいるかもしれません。

はい、硬く真面目なことしか書いていないのは自分も感じています。

大逆転の一手!大博打で億万長者!とか書ければいいのですが、このサイトに来てくれている人をそんな勝率の低いものに誘いたくない、ごく一部の人にしか恩恵がない博打に手をだして欲しくないので、かなりドラマチックのカケラもない退屈なことを言っている自覚はあります。

お金の話って、あまりにも現実的すぎてかつ救いがない(「倹約」とか「借金しない」とか、すべきことが限られている)ので疲れるのも共感します。

「死ぬ時にお金がたくさんあっても意味がないじゃん!」

はい、それはおっしゃる通りです。なのでバランスが大切。このバランスを取れるか取れないかが、上手なお金の使い方ができるかできないかが決まると思います。

お金とは、使い方を通して「どのように生きたいか」を表しているもの。

誰と、いつ、どこで、どのように生きたいのか。これを決めるとお金の使い方に悩まなくて済みます。

自分の人生の方向性、価値観を定めましょう。

おまけ:
経験上、学生のうちに高い買い物は控えた方がよいと思います。
というのも、高校や大学は盗難がものすごく多かったからです。敷地内は関係者以外もどんどん入ってきますし、セキュリティは甘いです。

あかぐりが通学していた大学周辺の学生が多く住む地域ではひったくりや空き巣なども多発していました。悲しいですが、明らかに学生を狙った犯行が多かったのです。

学生のうちは、住んでいる地域や環境をコントロールしにくく(金銭的にもセキュリティの高いマンション等への引っ越しができないなど)、車やバイクを正しく守ることが難しいです。

ある程度の収入を得て、自分の所有品を守れる環境を作り上げられるまでは高価な買い物は控えることをおすすめします。

余談:人生万事塞翁が馬 良くも悪くも何が起こるかわからない

「こんな我慢ばかりの生活、何の意味があるんだろう・・・?」

と思うかもしれません。

ですが、生活水準を上げない、つまり固定費を下げた状態で生きることができるのは一種のスキルです。

<例えば、300万円貯金があった場合>
固定費20万円/月の人:300万円÷20万円=15ヶ月 15ヶ月生活できる
固定費60万円/月の人:300万円÷60万円=5ヶ月 5ヶ月生活できる

固定費を上げた生活しかできない人と比べると、同じ金額でも生存可能年数が長いのです。

そして、贅沢な暮らしをしている人を見て羨ましいと思っている人へ。

贅沢な暮らしをしている人が、本当にお金持ちかはわかりません。

そして良い時期がずっと続くとは限りません。これは誰しもに言えること。

楽観的にはならず、かといって悲観的にもなり過ぎず、程よい距離感でお金と付き合っていけたらいいですね。

本来、お金は幸せになるために使うツールであって、疲れるためにあるものではないですから。

あかぐりも、日々そう思っています。

必死に勉強して頑張るあなたを、あかぐりはこのサイトで応援し続けます。

タイトルとURLをコピーしました