クレジットカードを使っていると、「引き落とし時間は何時?」「締め日と支払日はどう決まるの?」と疑問に思うことはありませんか?
カードの引き落とし時間を知らずに残高不足になってしまったり、締め日と支払日の仕組みを理解せずに使いすぎてしまったりすると、思わぬトラブルに繋がります。
この記事では、クレジットカードの引き落とし時間・締め日・支払日の仕組みを詳しく解説し、計画的な利用をサポートします!
1. クレジットカードの引き落とし時間は何時?
クレジットカードの引き落とし時間は、利用している銀行によって異なります。
例えば、楽天銀行の場合は通常引き落とし日の午前5時から順次処理されます。
参考:楽天グループ みんなのマネ活
https://www.rakuten-card.co.jp/minna-money/credit-card/knowledge/article_2206_90061/
三井住友カードの場合は、利用している金融機関により異なります。
Q. 支払い日当日は、何時までに入金すれば引き落としに間に合いますか?
引用:三井住友カード 支払い日当日は、何時までに入金すれば引き落としに間に合いますか?
カードご利用代金のお支払い日当日の入金期限は、金融機関により異なります。以下をご確認ください。
【三井住友銀行・みずほ銀行】
お支払日当日の18時まで
【ゆうちょ銀行】
お支払日当日の21時まで
【その他の金融機関】
各金融機関へお問い合わせください
https://qa.smbc-card.com/mem/detail?site=4H4A00IO&id=67
引き落とし時間は前後する可能性があるため、余裕をもって前日までに入金しておくのがベストです。
引き落とし時間を知りたい!という場合は、カード会社または引き落とし口座にしている金融機関に問い合わせるのが最も確実です。
引き落とし日に残高不足だった場合の対応
銀行によっては「再引き落とし」が行われることもあります。
しかし、カード会社によっては
・「再引き落とし」はされない
・引き落とし当日に残高不足の場合はカード自体が利用できなくなる
・経過した期間に応じた遅延損害金が加算される
こういった対応がなされる可能性があります。
支払日に残高不足になると、延滞扱いになり信用情報に影響が出ることもあるため注意しましょう。
2. クレジットカードの締め日と支払日とは?
クレジットカードの「締め日」とは、その期間内の利用分を確定する日であり、「支払日」とは、その利用分を引き落とす日です。
例えば、「15日締め・翌月10日払い」の場合:
- 3月16日~4月15日までの利用分 → 5月10日に引き落とし
カード会社ごとの締め日・支払日(例)
カード会社 | 締め日 | 支払日 |
---|---|---|
三井住友カード | 毎月15日 毎月末日 | 翌月10日 翌月26日 |
楽天カード | 毎月末日 | 翌月27日 |
JCBカード | 毎月15日 | 翌月10日 |
エポスカード | 毎月27日 毎月4日 | 翌月27日 翌月4日 |
カード会社によって異なるため、契約時に必ず確認しましょう!
3. クレジットカードの支払いサイクルを理解しよう
締め日と支払日を活用した賢い使い方
- 締め日直後に高額決済をすると支払いを先送りできる
- 引き落としのタイミングを把握して計画的に利用できる
例えば、「15日締め・翌月10日払い」のカードを持っている場合、16日に買い物をすると約2か月後(55日後)に支払いになるため、資金繰りを考えた活用が可能です。
ですが、そもそも支払いを先送りしなければ買えない買い物はリスクを伴います。支払いを先延ばししても、計画通りに支払いができるかはわかりません。
高額決済をする前に「本当にこの買い物が必要か?」「支払いは確実にできるのか?」をもう一度考えてみましょう。
支払いを忘れないための対策
1) 給料日や定期収入のタイミングで「先取り入金」する
引き落とし日ギリギリに入金するのではなく、給料日や収入が入ったタイミングで「引き落とし分」を確保しておくのがおすすめ。
2)口座引き落としのスケジュールを把握する
カード会社ごとに締め日と支払日が異なるため、自分が使っているカードの引き落としスケジュールを確認しましょう。
例:
• A社:締め日「毎月15日」→ 支払日「翌月10日」
• B社:締め日「毎月末日」→ 支払日「翌月27日」
3)生活費・固定費と引き落とし分を分けて管理する
「うっかり使いすぎて残高が足りない!」を防ぐために、生活費用の口座とは別に「引き落とし専用口座」を用意するのも良い方法です。
4. クレジットカードの引き落としに関する注意点
口座残高が足りないとどうなる?
クレジットカードや口座引き落としの支払いでは、残高が不足していると以下のような問題が発生します。
• クレジットカードの利用停止
→ 支払いが完了しないと、カードが一時的に利用できなくなることも!
• 延滞による信用情報への影響
→ 長期間支払いが遅れると、信用情報に傷がつく可能性があります。
• 遅延損害金の発生
→ 期限を過ぎると、通常の請求額に加えて「遅延損害金」を請求されることも。
• 公共料金の未払いでサービス停止
→ 電気・ガス・水道・携帯電話の支払いが遅れると、サービスが止まるリスクも…。
「うっかり忘れ」が思わぬ不利益につながるため、事前にしっかり準備しましょう!
- 再引き落としが行われる場合 → カード会社によっては翌営業日に再引き落としのチャンスあり。
- カード会社に連絡して振込対応 → 直接振り込めば遅延を防げる。
- 延滞情報が信用情報に登録される → 何度も延滞するとクレジットカードの利用停止の可能性も。
5. もし、引き落としに間に合わなかったら
万が一、引き落とし日に残高が足りずに支払いができなかった場合は、すぐに対応しましょう!
クレジットカードの再引き落とし日を確認
カード会社によっては「再引き落とし」を行うことがあるため、まずは公式サイトや明細を確認しましょう。
カード会社・支払い先に連絡する
再引き落としがない場合、振込で支払う方法を案内してもらえることがあります。放置せずに早めに対応を!
今後の対策を考える
「自動入金設定」「支払い用口座の残高チェック習慣」など、再発防止策を考えておくことも大切です。
クレジットカードのアプリで利用履歴を確認
クレジットカードを使っていると、つい「今月どれくらい使ったか」を忘れてしまいがちですよね。
でも、気づいたときには予想以上の請求額になっていた! なんてことは避けたいもの。
そんな時に便利なのが、クレジットカード会社が提供する「アプリ」での利用明細確認です!
こまめにチェックすることで、お金の管理がしやすくなり、不正利用の早期発見にもつながります。
1) クレジットカードの利用明細を確認するメリット
① 使いすぎを防げる!
クレジットカードは現金と違って「いくら使ったか」が目に見えにくいもの。
こまめにアプリで利用額をチェックすることで、計画的な支出ができます。
対策:週に1回、アプリを開いて「今月の利用額」を確認する習慣をつけよう!
② 不正利用を早期発見できる!
クレジットカードは、万が一悪用されると 本人が気づくまで被害が広がる 可能性があります。
見に覚えのない請求があった場合、すぐにカード会社に連絡することで、被害を最小限に抑えられます。
対策:「利用通知機能」をONにすると、カードを使った直後に通知が届き、すぐに確認できます!
③ 引き落とし前に支払い額を把握できる!
「今月の請求額がいくらになるか」を事前に確認しておくことで、口座残高不足を防ぐ ことができます。
特に、クレジットカードの支払日は毎月決まっているため、引き落とし前に余裕を持って入金しておくことが大切 です。
対策:「来月の引き落とし額」を事前にチェックし、給料日と照らし合わせて計画的に管理しよう!
2)クレジットカードアプリの便利な機能
最近のクレジットカードアプリには、便利な機能がたくさん搭載されています!
利用履歴のリアルタイム確認:最新の支払い状況をすぐにチェック可能
支出カテゴリの自動分類:食費・光熱費・ショッピングなど、用途別に確認することができます
ポイント残高の確認:貯まったポイントをいつでもチェックできます
利用通知アラート:不正利用防止に役立つリアルタイム通知
対策:アプリを活用すると、より簡単にお金の管理ができます!
カード会社や利用する店舗によっては、利用履歴や利用通知の反映が遅くなることもあります。ご注意くださいね!
まとめ:クレジットカードの引き落とし日を把握して、計画的に管理しよう!
クレジットカードの引き落とし時間は銀行ごとに異なります。
ですが締め日と支払日を理解すると、計画的に支出管理ができます。
口座残高を事前に確認し、支払い忘れを防ぐことが大切です。
・引き落とし日に残高不足だと、カード利用停止や信用情報への影響がある
・事前にスケジュールを把握し、余裕を持って入金することが大切
・便利な銀行の自動振替やアラート機能を活用する
・万が一、引き落としができなかった場合は早めに対応!
賢くクレジットカードを利用し、スムーズなキャッシュフローを実現しましょう!