「あなたの信用情報、どのように記録されているのか知っていますか?」
クレジットカードを利用すると、「信用情報」というものに記録が残ることをご存知でしょうか?
クレジットカードを正しく使っているつもりでも、知らないうちに信用情報に悪影響を与えていることがあるのです。
例えば、ご自身では「携帯料金をちょっと滞納しただけ」と思っていても、そのことが信用情報の記録に残ります。
この記事では、クレジットカードと信用情報の関係を解説!
「クレヒスって何?」「信用情報が悪くなるとどうなるの?」 そんな疑問に答えながら、あなたの信用情報を守る方法を紹介します。
クレジットカードをこれから作る人も、すでに使っている人も必見です!
1. 信用情報の基本を知ろう
「クレヒス(クレジットヒストリー)」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、クレジットカードやローンの利用履歴のことで、私たちの「信用力」を示す大切な情報です。
クレヒスは「信用の履歴書」
クレジットヒストリーは、いわば「お金の貸し借りに関する履歴書」です。
クレジットカードを使った履歴、ローンの返済状況、携帯電話の分割払いなども記録され、信用情報機関に登録されます。
たとえば、以下のような情報が記録されます:
- クレジットカードの契約状況
- 支払状況(遅延や延滞がないか)
- 借入残高や返済回数
- ローンの申込み履歴 など
このクレヒスは、カード会社や銀行などが審査の際に確認するため、良好な履歴があるほど、新しいクレジットカードやローンの審査に通りやすくなります。
2. クレジットカードと信用情報の関係
クレジットカード利用は信用情報にどう影響するのでしょうか?
ポジティブな影響
• 毎月の支払いをしっかり行えば、クレヒスが良くなり、将来的に住宅ローンや高額なクレジット枠の審査で有利になる。
• 長く使い続けることで「信用がある」と評価される。
ネガティブな影響
• 支払い遅延や延滞をすると「信用リスクがある」と判断され、カード審査やローン審査で不利になる。
• クレジットカードを頻繁に申し込みすぎると「多重申し込み」となり、審査で落ちやすくなる。
3. クレヒスに悪影響を与える行動リスト
クレジットカードを使うことは、あなたの信用情報に「履歴」を積み上げていくことと同じです。
きちんと支払いをしていれば、カード会社や金融機関から「この人は信頼できる」と判断され、審査に通りやすくなります。
逆に、以下のような行動は信用を損ねる原因になります:
こんな行動は要注意!
1. 支払い遅延(延滞) → たった1回の遅延でも記録が残る。
2. 強制解約(カード会社からの契約解除) → 信用情報に大きな傷がつく。
3. リボ払いの延滞 → 利用限度額を超えて利用し、未払いが続くと危険。
4. 短期間でのカード申し込み連発 → 入会特典などを目的として何度も入会しているのかも?と疑われる可能性あり。
5. 携帯料金の滞納 → 信用情報に影響するので注意が必要です。
4. クレヒスが悪くなるとどうなる?(ブラックリストの影響)
信用情報が傷つくと起こるデメリットは以下のようなものがあります。
• クレジットカードが作れなくなる
• 住宅ローン・カーローンの審査に通らなくなる
• 分割払いや後払い(BNPL)が利用できなくなる
• 携帯本体の分割購入ができなくなる
「ブラックリスト」というリストは実際には存在しませんが、信用情報機関に「事故情報」として記録されることで、結果的に審査に通らなくなります。
クレジットカードの使い方によっては信用情報に傷がつくだけでなく、限度額が下がることも。
どうしたらいいの?将来下がらないための対策は?については以下の記事をご参照ください。
【関連記事】クレジットカードの限度額が突然下がった!原因と対策
5. クレヒスを良くするための方法(対策編)
信用情報を良くするためにできること
1. クレジットカードは2~3枚を適度に利用する
短期間に多くのカードの申し込みはNGです。
2. 支払い遅延を絶対にしない(引き落とし口座の残高確認)
口座残高を必ず確認して、支払えるだけの額を使いましょう。
3. リボ払いは極力避け、計画的な支払いをする
支払い能力以上の借金はしてはいけません。リボ払いの仕組みや手数料については以下をご覧ください。
4. 携帯料金の支払いを遅らせない
もしも、支払いが苦しい場合は格安SIMなどに変更を。
5. 信用情報を定期的にチェック(CIC・JICCで開示可能)
自分の信用情報をチェックすることで、対策が見えてきます。
クレジットヒストリーが登録されている信用情報機関と、自分のクレヒスを確認する方法
クレジットカードやローンの審査に影響を与える「クレジットヒストリー(クレヒス)」は、信用情報機関 に記録されています。
「自分のクレヒスを確認したい!」と思っても、どこで確認できるのか分からない方も多いでしょう。
ここからは、クレヒスを管理している信用情報機関と、自分のクレヒスを確認する方法 を詳しく解説します。
クレジットヒストリーのチェックは有用
前述の通り、クレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカードの利用履歴やローンの返済履歴が記録された個人信用情報 のことです。
この情報は、クレジットカードやローンの審査において重要視されます。
しっかり返済している人 → 信用力が高いと判断され、審査が通りやすい
延滞や滞納がある人 → 信用リスクがあると判断され、審査落ちの可能性が高まる
そのため、自分のクレヒスを定期的にチェックすることが大切 です。
クレヒスを管理する信用情報機関
日本には、クレヒスを管理する信用情報機関が3つあります。
信用情報機関 | 特徴 | 登録される情報 |
---|---|---|
CIC(シー・アイ・シー) | クレジットカード会社が加盟 | クレジットカード、ショッピングローンなどの利用履歴 |
JICC(日本信用情報機構) | 消費者金融・信販会社が加盟 | キャッシング、カードローンの利用履歴 |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 銀行や信用金庫が加盟 | 住宅ローンや銀行カードローンの利用履歴 |
それぞれの機関が異なる情報を管理しているため、自分の信用情報を正確に知るには、複数の信用情報機関に照会するのがおすすめ です。
自分の信用情報を確認する方法
各信用情報機関の「情報開示サービス」を利用することで確認できます。
CICで信用情報を確認する方法
• 手数料:
インターネットで開示→500円
郵送で開示→1,500円
• 開示方法:スマホ・郵送・窓口

JICCで信用情報を確認する方法
• 手数料:
データで受け取る場合→1,000円
郵送で受け取る場合→1,300円
• 開示方法:ネット・郵送
KSCで信用情報を確認する方法
• 手数料:
データで受け取る場合→1,000円
郵送で受け取る場合→1,679円~1,800円
• 開示方法:ネット・郵送
※ KSCは他の2機関と違い、金融機関からのローン・借入情報が中心 です。
クレヒスを確認するメリット
クレジットカードやローン審査前に状況を把握できる
審査に落ちる理由の大半は「クレヒスの問題」。事前に確認しておけば、必要に応じて対策を取ることができます。
過去の支払い履歴をチェックできる
万が一、誤った情報が登録されていた場合は、修正を申請することも可能 です。
修正を申請する先は、登録元会社(例えば借入をしていた場合は、借入先の金融機関など)になります。信用情報機関が修正するわけではないので、ご注意ください。
金融事故の有無が分かる
延滞や自己破産の記録は 5〜10年間保存 されます。クレヒスを確認することで、自分の信用状態を把握できます。
まとめ
信用情報(クレヒス)は、クレジットカード利用履歴のこと。
支払い遅延や強制解約は信用情報に悪影響を与える。
信用情報が悪いと、カードやローンの審査に通らなくなる。
クレヒスを良くするためには、計画的なカード利用と定期的な情報チェックが重要。
クレジットカードを正しく使うことで、あなたの信用情報は良好に保たれます。
それは、将来の住宅ローン、自動車ローン、さらには就職や賃貸契約にも良い影響を与えることがある大切な「信用力」です。
カードを使うたびに、「自分の信用を積み上げている」と意識することで、もっと賢く・安心してカードを活用できるようになりますよ。
<記事の作成にあたり参考にしたサイト>
株式会社シー・アイ・シー https://www.cic.co.jp/cic/index.html(参照:2025-04-05)
株式会社日本信用情報機構 https://www.jicc.co.jp/(参照:2025-04-05)
一般社団法人全国銀行協会 https://www.zenginkyo.or.jp/(参照:2025-04-05)