
初めてクレジットカードを作る人が気になる疑問10選です。
この記事で疑問を解決できます!
- クレジットカードの申し込み、不安になっている人へ
- クレジットカードの疑問 Q & A
- まとめ:知ることで不安は解消できる
クレジットカードの申し込み、不安になっている人へ
クレジットカードを初めて申し込むとき、不安になると思います。
特にお金に関することですから、過敏になって当たり前。
不安になる時とは、何も知らない状態の時です。つまり、知っていれば大丈夫ということ。
今回は、クレジットカードを初めて申し込むときに気になるQ&Aをご紹介。
この記事を読めば、申し込み時の不安は解消されていますよ!
クレジットカードの疑問 Q & A
1)審査に落ちたらどうなるの?信用に傷がつく?

1回落ちた程度であれば信用に傷がつくことはありません。
1回審査に落ちても大丈夫です。別のカード会社に申し込めば、通ることもあります。
クレジットカードの審査は、個人信用情報機関にあるクレジットヒストリー(クレジットカードやローンの利用履歴と、それに基づく信用情報のこと。以降クレヒスと記載)に基づいて審査されます。
ですが、初めてクレジットカードを作る人はクレヒスが全く無い状態です。
収入がないからといって学生は審査に通らないわけではなく、さまざまな情報を総合的に勘案するため、学生でも審査は通ります。
その際、仕事内容、年収額、勤続年数、居住年数、住居の形態、同居家族の有無などが審査の項目になります。
ご自身の信用情報を調べたい場合は、登録情報の開示請求が可能です。
「何回も審査に落ちてしまった!なんで!?」
と困ってしまった場合は、開示請求をしてみるのもよいかもしれません。

2)学生や新社会人でも審査に通るの?

はい、審査を通過することができます。
1)の質問に回答した際と同様、職業、勤続年数、年収、住居形態などさまざまな情報を総合的に審査するので、学生や新社会人という立場だから審査に落ちる、ということはないです。
あかぐりも就職1ヶ月目、口座残高1万円でクレジットカードを作ることができました。
新社会人1ヶ月目でクレジットカードを作成した体験談はこちら
学生や新社会人の方は、まずは費用のかからない年会費無料のクレジットカードから作ってみることをおすすめします。
3)何枚も申し込むと審査に落ちやすくなるって本当?

短期間に何枚もカードを申し込む「多重申込」をすると信用が低下し、審査に落ちてしまうこともあります。
短期間にいくつものカードに申し込むと
・入会キャンペーン目当てなのかもしれない
・多重債務や自己破産をしてしまうのかもしれない
とカード会社からみなされてしまう可能性があります。よって、カードを複数枚申し込まなければならないときは、前の申し込みから期間を空けて申し込みましょう。
4)リボ払いを勝手に設定されるって本当?

意図しないリボ払いによるトラブルがあるので注意が必要です!
国民生活センターにも寄せられているトラブルです。
国民生活センター 消費者トラブル解説集 「クレジットカードを利用したら、知らぬ間にリボ払いになっていた」
レジで「一括払い」と告げても、リボ専用または自動リボ設定のクレジットカードを利用したため、自動的にリボ払いになるというトラブル事例です。
カードの支払い方法の欄をみると「自動でリボ払い」というサービスがどの会社でもあります。リボ払いと明記されておらず、「定額払い」など別名を使っている会社もあります。
質問事例のように、「意図しないリボ払い」によるトラブルは実際に起きています。
リボ払いは、月々の支払いを一定額に抑えることができる一方、支払いが長期化し手数料がかさむことがある支払い方法です。
最もよい方法は、使わないこと!借金してまで買い物はしてはいけません。
クレジットカードを申し込んだ際は、支払い設定がどうなっているのか確認し、リボ払いを行う設定になっていたら、すぐさま変更しましょう!!
リボ払いの手数料の高さを見える化した記事はこちら↓
5)クレジットカードの申し込みって何をするの?

本人確認をしたのち、審査に必要な項目を書類に記載し提出します。
以下が書類に明記した内容です。
・住所
・氏名
・生年月日
・電話番号
・引き落としのための銀行口座
・勤め先/勤め先の電話番号
・仕事内容
・年収額
・配偶者の有無
・生計を同一にする人数
・主に生計を維持している人
・住所費負担の有無
【関連記事】用意した書類などについて体験談を掲載してあります。
6)クレジットカードの申し込みをするとき、親にバレる?

18歳以上であれば保護者の同意なしでクレジットカードが作れます。
18歳であれば、本人の意思のみでクレジットカードが作れます。
よって、作成する際は親に知られることはないでしょう。どちらかといえば親と同居している場合、カード会社からカードが郵送された際にバレる確率が高いです。
郵送で知られたくないのであれば、窓口で受け取れるカードがおすすめです。
ですが、カードを作ることはそれ相応に責任を負える覚悟がある人だけです。
クレジットカードはただの後払いできるカードであり、なんでも買える魔法のカードではありません。
個人には色々な事情があるので、「親に知られたくない」という人もいると思います。
親に知られたくない理由が正当な理由の無い、やましいものであるならクレジットカードは作るべきではありません。
その名の通り、クレジットカードは信用で決済ができるカードなのですから。
7)クレジットカードの限度額っていくらになるの?

学生の場合は10万円〜30万円が一般的です。
ざっくり、年収が多ければ限度額も高い!と考えてください。
多くのクレジットカードは学生や主婦(主夫)の方など収入が少ない、無収入の人でも作ることができます。
クレジットカードの限度額とは、カード会社が審査を行った際に申込者の「支払可能見込額」を調査します。これは法律で義務付けられている調査です。
「支払い可能見込額」とは、申込者がクレジットの使用代金を1年間に支払うことができると想定される金額のことであり、原則としてこの金額を超える額の契約はできません。
クレジットカードの限度額は、支払可能見込額の範囲内で設定されます。
学生の場合は、10万円〜30万円ほどが一般的です。
8)クレジットカードの引き落とし日にお金が足りなかったらどうなる?

急いでカード会社に滞納の連絡を入れましょう!
とにかく、自分からカード会社に電話をするのが最優先です。連絡した時に、カード会社からどうしたら払えるのか、いつまで待ってくれるのか等を相談しましょう。
「カード会社から連絡が来るのを待っていればいいでしょ?」と言って放置していると、あなたの信用力が低下していきます。
最悪、車や住宅ローンが組めなくなったり、クレジットカードが作れなくなったり。
クレジットカードは後払いのカードです、お金を借りていることを忘れずに。
カード会社に連絡した後の具体的な方法は以下の記事にも掲載しています。
9)年会費がかかるカードとかからないカード、どちらがいいの?

あなたのライフスタイルやどのようにカードを使いたいか次第です。
一般論としては、年収が低いうちは、年会費無料のカードにすると固定費を下げられます。
あなたにあったカードを選ぶポイント
カード会社の優待特典にもよりますが、次の基準で選ぶのがおすすめです。
年会費が無料のカードを選ぶべき人
カードをあまり使わない人
コストを一切かけたくない人
初めてクレジットカードを持つ人
年会費がかかるカードを選ぶべき人
カードを頻繁に使い、特典を活用できる人
旅行・出張が多く、空港ラウンジや保険を活用する人
ステータスカードを持ちたい人
年会費無料カードのメリット・デメリット
◯メリット
コストゼロ なので気軽に持てる
初心者向けのカードが多い(学生や新社会人でも作りやすい)
複数枚持っていても負担にならない
◯デメリット
特典やサービスが少なめ(旅行保険・空港ラウンジ・ポイント還元率など)
ゴールドカードやプラチナカードと比べるとステータス性が低い
こんな人におすすめ!
とにかくコストを抑えたい人
クレジットカードを初めて作る人
日常の買い物やサブスク決済に使うだけの人
年会費がかかるカードのメリット・デメリット
◯メリット
ポイント還元率や特典が充実(普段の買い物でお得になる)
旅行保険や空港ラウンジが使える(出張・旅行が多い人向け)
ステータス性があり、信用度が高まりやすい
◯デメリット
年会費を払う必要がある(元を取れないと損に感じる)
特典を活用しないと意味がない
こんな人におすすめ!
年間で一定額以上カードを利用する人(例:年間100万円以上使う)
旅行や出張が多い人(空港ラウンジや旅行保険が活躍)
高いポイント還元率や特典をフル活用できる人
10)カードを解約すると信用情報に影響するの?

カードを解約すると、信用情報に解約の記録が残ります。
使用していないカードの解約など、正当な理由の解約であれば問題にはならないです。
しかし「入会キャンペーン目当てで入会と解約を繰り返す」などをすると、その事実が信用情報に記録されます。
解約回数があまりにも多いと新規発行が難しくなる可能性があることは、頭に入れておきましょう。
まとめ:知ることで不安は解消できる
クレジットカードを作るときの疑問10選でした。
初めてのクレジットカードを作るとき、不安だと思います。
ですが、不安なのはクレジットカードの仕組みを知らないから。知ることで不安は解消できます。
今回の記事で少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、楽しいクレジットカードライフを!