エクスプレス予約は、東海道・山陽・九州新幹線の会員制ネット予約サービスです。
スマートフォンやPCから簡単に予約・変更ができ、チケットレスで新幹線に乗れる便利なサービスとして、多くの方に利用されています。
このサービスの最大の魅力は、チケットレスで改札を通過できること、新幹線の料金が通常よりも安くなること!
また、何度でも予約変更が無料なので、急な予定変更にも柔軟に対応できます。
あかぐりも使っているので、実体験も交えてお伝えします。
旅行や出張を予定している方、必見ですよ!
エクスプレス予約を利用するには?
エクスプレス予約を利用するには、特定のクレジットカードが必要です。会員登録の際に対象カードを使用して申し込むことで、利用が可能になります。
対象クレジットカードの例
- JR東海エクスプレス・カード
- J-WESTカード「エクスプレス」
- JQ CARD エクスプレス
- その他、お持ちの対象クレジットカード など
エクスプレス予約のメリット
エクスプレス予約には、以下のようなお得なメリットがあります。
新幹線料金が割引に!
- 通常より 安く 乗車可能(例:東京〜新大阪間「のぞみ」普通車指定席で約490円引き)
- 365日会員価格!
- 「のぞみ」「ひかり」「こだま」が割引対象
- さらにお得な EX早特 などの割引プランも!
通常期・閑散期・繁忙期のシーズン、列車種別により発売額が異なります。また、割引料金は変更になる可能性があるので、公式サイトでの確認をおすすめします。
(2025-03-28時点)
予約変更が何度でも無料!
- 出発直前まで 予約変更が手数料無料 で可能
- 急な予定変更にも対応しやすい!
予約の変更は、ICカードでの改札入場前またはきっぷ受取前で、列車発車時刻前まで、かつ乗車日が当初購入日から3ヵ月以内の場合です。
チケットレス乗車が可能
- モバイルSuicaやTOICAを登録すれば スマホや専用ICカードだけで改札通過OK
- 紙の切符を発行する必要なし
- エクスプレス予約IC専用カードもあり。一部の駅などで、エクスプレス予約IC専用カードを見せることにより優待サービスを受けれることも。
エクスプレス予約の使い方
入会手続きの流れ
①対象のクレジットカードまたは登録したいクレジットカードを準備
②エクスプレス予約の公式サイトで会員登録
③クレジットカード情報を入力し、登録完了です
予約の流れ
①公式サイトまたはアプリでログイン
②乗車区間・日時・列車を選択
③料金を確認し、予約を確定
チケットレス乗車の方法
- モバイルSuicaやTOICAを登録 すれば、改札機にタッチするだけ!
- 紙の切符が必要な場合 は、駅の指定席券売機で発券
チケットレス以外で乗車した場合、ポイントは付与されないのでご注意ください。

よくある質問
Q1. 「スマートEX」との違いは?
スマートEXは年会費無料ですが、割引率が低い、ポイント付与率が低いのがデメリットです。
一方、エクスプレス予約は 年会費1,100円(税込) かかりますが、割引率もポイント付与率も高いのがメリットです。
使用頻度と割引率を考慮して自分にあったものを選んでくださいね。
比較項目 | スマートEX | エクスプレス予約 |
---|---|---|
対象区間 | 東海道・山陽・九州新幹線(東京~鹿児島中央間) | |
クレジットカード | お持ちのクレジットカードを登録 ※J-WESTカードは「ベーシック」のみ利用可能。 ※Discoverブランドは利用不可。 | 対象のクレジットカードで入会手続き例: JR東海エクスプレス・カード、J-WESTカード「エクスプレス」、 JQ CARD エクスプレス、 その他、お持ちの対象クレジットカードなど。 |
年会費 | 無料 | 1,100円(税込) |
予約方法 | パソコン・スマートフォン・アプリから予約可能 | |
予約変更 | 何度でも手数料無料で変更可能 ※ICカードでの改札入場前またはきっぷ受取前で、列車発車時刻前まで、かつ乗車日が当初購入日から3ヵ月以内の場合。 | |
商品価格 | 駅窓口での発売額とほぼ同じ価格例:東京⇔新大阪間「のぞみ」普通車指定席(通常期)14,520円(▲200円) ※通常期・閑散期・繁忙期のシーズン、列車種別により発売額が異なる。 ※早特商品あり。 | いつでも会員価格例:東京⇔新大阪間「のぞみ」普通車指定席(通常期)14,230円(▲490円) ※通常期・閑散期・繁忙期のシーズン、列車種別により発売額が異なる。 ※早特商品あり。 |
乗車方法 | 交通系ICカードを利用 | エクスプレス予約専用ICカードを利用 ※入会後、専用ICカードが届く。会員登録後、お持ちの交通系ICカードを登録して利用することも可能。 |
その他特典 | EX旅先予約・EX旅パック | |
EXポイント | ICカードで乗車した場合に付与 ※スマートEXとエクスプレス予約で付与数が異なる。詳細は公式サイト参照。 |
JR東海 「スマートEX」と「エクスプレス予約」のサービス比較 より表作成
https://jr-central.co.jp/ex/point/smart-difference(参照:2025-03-28)
Q2. EXポイントって何に使えるの?
1. 旅行商品の購入に利用
貯まったEXポイントは、以下の旅行商品やサービスの支払いに1ポイント=1円として利用できます。
• EX旅先予約:観光施設の入場券やアクティビティなどの観光コンテンツを予約・購入できます。
• EX旅パック:新幹線と宿泊がセットになった旅行商品を購入できます。
これらのサービスを利用することで、貯まったポイントを旅行関連の支払いに充てることが可能です。
2. TOKAI STATION POINTへの交換
EXポイント(基本ポイント)は、JR東海グループの共通ポイントサービス「TOKAI STATION POINT」へ交換できます。
• TOKAI STATION POINT:JR東海の駅ビルや商業施設でのお買い物やお食事など、さまざまなシーンで利用できるポイントです。
交換にはTOKAI STATION POINTアプリへの会員登録が必要です。
<注意点>
• ポイントの種類:EXポイントには「基本ポイント」と「限定ポイント」の2種類があります。基本ポイントはTOKAI STATION POINTへの交換が可能ですが、限定ポイントは交換対象外で、旅行商品の購入などにのみ利用できます。
• 有効期限:ポイントの有効期限は、ポイントが積算された月の翌年度末までです。
• 現金への交換不可:EXポイントを現金に交換することはできません
Q3. モバイルSuicaを使うには?
エクスプレス予約にモバイルSuicaの情報を登録することで、モバイルSuica1台で、東海道・山陽・九州新幹線を利用することが可能です。
あらかじめエクスプレス予約の登録をしておく必要があります。
モバイルSuicaアプリメニューの「チケット購入・Suica管理」を開き、「エクスプレス予約」からエクスプレス予約サイトに接続し「SuicaID番号(JEから始まる17桁の英数字)」を登録してくださいね。
モバイルSuicaから「チケット購入・Suica管理」を開くには「JRE ID」の登録が必要になります。これを登録しておくことで、JR東日本グループのサービスを一つのIDでログイン可能になります。これを機会に登録を済ませておきましょう!
体験談:あかぐりの場合
自分はエクスプレス専用のクレジットカードを作成し、年会費1,100円を支払いエクスプレス予約を利用しています。
当時はまだチケットレスが出始めて頃だったので、使っている人は少なかったです。
とにかく楽。急なチケット変更も窓口や券売機に並ばなくていいし、スマホで全て完結できます。大幅な時間短縮に成功し、新幹線に乗車するギリギリまで別のことに時間を使うことができます。
チケットも改札に通さなくていいので、大きな荷物を持った状態でチケットを探すという行為がなくなりました。
年会費1,100円かかりますが、自分の住んでいる県から東京へ往復すれば元が取れてしまう割引率だったので出張や旅行に大活躍でした。ディズニーランドに行ったのはいい思い出です。
現在は割引率が下がったので1往復だけでは元は取れないですけど・・・。
さらに、駅のお土産屋などでエクスプレス予約専用ICカードを見せると、製品をひとつサービスしてくれるといった優待もあったので、ありがたく使っていました(無料で和菓子をプレゼントしてもらいました)。
旅行や出張に頻繁に行く人であれば、すぐに元が取れてしまいますよ。
まとめ:お金と時間の両方を大切にできる
このサイトで取り上げた理由は、チケットレスで新幹線に搭乗できるエクスプレス予約・スマートEXはクレジットカードの有効活用法の一つだからです。
お金と時間を節約できるのは、とても大きなメリット。
エクスプレス予約を使えば、新幹線の料金を節約でき、
対象のクレジットカードを持っていれば、すぐに登録可能です。
チケットレス&予約変更無料で、快適な新幹線旅行を楽しみましょう!
<記事を作成するにあたり参考にしたサイト>
JR東海 「スマートEX」と「エクスプレス予約」のサービス比較
https://jr-central.co.jp/ex/point/smart-difference(参照:2025-03-28)